妻は16年前から身体障害者3級を保持
妻は障害者手帳の3級を保持しています。
関節リウマチで両膝に人工関節置換手術を行ったことで障害3級と判定されました。
2005年(平成17年)のことです。
身体障害者3級以上になると名古屋市の住民であれば医療費の助成が受けられ(自己負担分を払って貰える)、妻のように長期にわたり関節リウマチを患っている者にとってはたいへん有難い制度です。
ただ、名古屋市のように全額補助となる自治体はそれほど多くないようです。
障害者手帳を持っているとそれ以外にもメリットがあり、所得税の控除や公共施設の減免等でお世話になってきました。
障害者等級のアップを申請すべきか?
妻が倒れて2か月以上が経過しました。
とりあえず要介護5の認定を受け、訪問看護師や作業療法士の手配、介護用ベッドや車いすのレンタルが完了し、訪問医師の手配を進めるなど、在宅介護の体制は何とかできてきました。
次の段取りとして、障害者等級のアップが考えられます。
今の妻の状態は障害者等級の2以上に該当するのではないかと思われます。
障害者等級表を見ると
妻は、等級表2(肢体不自由)の体幹の欄にある「体幹の機能障害により坐位又は起立位を保つことが困難なもの 、体幹の機能障害により立ちあがることが困難なもの 」に該当すると思われます。
介護保険の区分変更はケアマネージャーさんが手続きを進めてくださいましたが、障害者手帳は管轄外のためこちらで障害の程度変更の手続きを区役所に申請しなければなりません。
身体障害者手帳 | 介護・障害情報提供システム (city.nagoya.jp)
当然ながら指定医師診断書が必要となりますが、大学病院で出してもらうには手間と時間が結構かかります。訪問医師の先生が診断書を出してくれると助かるのですが、まだ顔合わせもできていませんので、何とも言えません。
診断書があっても障害者等級がアップするかは審査次第ですので、骨折り損という結果も十分ありえます。
そもそも障害者等級を2以上にするメリットがあるのか、調べてみました。
こちらのホームページからメリットを探すことになります。
利用しそうなサービスに限定して抜き出すと
意外にありません。
運賃や駐車場の割引は3級でも利用できますし、そもそも車いす必須の状態では旅行やドライブには簡単に行けません。
タクシーの利用券と特別障害者手当が2級を取得するメリットとなります。
タクシー料金の助成 | 介護・障害情報提供システム (city.nagoya.jp)
tokubetsusyougaiteate.pdf (city.nagoya.jp)
タクシーはどの程度利用するか分かりませんが、特別障害手当は月33,400円が給付されるので、等級アップを申請する価値はありそうです。