体調を崩しましたが
母が老人ホームに入居(1月4日)してから1か月が経過しました。
1月に入ってコロナの感染が急拡大したため、面会には行けていません。
入所して丁度1か月目にあたる2月4日老人ホームから電話がかかってきました。
血尿が出るなど体調を崩したため、地元の大規模総合病院(老人ホームから4kmくらいの距離にあります)に診察を受けにいってきたというのです。
病院では血液検査やCT撮影などを受けたようです。
検査では特段の問題点は見つからず、入院することもなく無事老人ホームに戻ってきたとのことです。大事には至らなかったようで一安心です。
途中で母が代わって電話に出ました。
正月以来の会話ですが、声は元気そうで一安心しました。
その後老人ホームの施設長と代わり、これまでの状況の説明を受けました。
老人ホームに入った当初は母も周囲に気を遣っていたようですが、すぐに慣れて元気に生活していたようです。
編み物が好きなので部屋で編んでいたようです。持って行った毛糸が予定より早くなくなりそうになったので、追加を要請され弟に持っていってもらったばかりです。
実家で一人で暮らしていた時は何かあると大変なので緊張感を持って過ごしていたようですが、老人ホームでの生活に慣れてきたことで、今までの疲れが一気に出たのかもしれません。寒い実家と違ってホームの中は常時暖かいですし、三度の食事と二度のおやつは座っていれば出てきます。ほっとしたところで緊張感が緩み体調を崩したような気がします。
母に電話でそのような話をしたところ、母も同意していました。
もう一つの要因はその週の月曜日(31日)に3度目のコロナワクチン接種を行ったことです。ちなみに接種したのはモデルナ製のワクチンです。(母の1,2回目はファイザー製)副反応はなかったようですが、影響が残っていたのかもせれません。
ホームに任せて一安心
母は今月で91歳になります。
25年前には白血病を患いましたが、奇跡的に治癒し現在に至っています。
それ以来健康に留意した食事を摂るなど、体には気を遣ってきました。
ただ年も年なので、無理がきかなくなったのは疑いようもない事実です。
母もそれを感じ、自ら老人ホームに入りたいと言い出したのだと思っています。
私も何かあたった時のサポートに不安を感じ、老人ホームに入ることを勧めました。
もし、母がまだ実家にいたら突然倒れても発見が遅れ大事に至ったかもしれません。
仮に今回のように入院に至らなくても、誰かが常にケアしなければなりません。
私は妻の介護があり無理ですが、弟妹にお願いするにしてもそれぞれの生活があります。常時ケアするのは難しい状況です
今回は母が異常に気付き、すぐにホーム側に伝えることで迅速な対応を取ってもらえました。
今後についてもホームで経過観察してもらえるので不安はありません。
そう考えると母を老人ホームに入れるには丁度良いタイミングだったかもしれません。
介護付き老人ホームでよかった
今回、母が体調の異常を訴えた時、老人ホームがすぐ対応してくれました。
ここが介護付き老人ホームのよいところだと思います。
母の入居した介護付き老人ホームは健康管理サービス健康相談、生活指導・栄養指導、服薬支援、生活リズムの記録などが別途負担なく受けられます。
また有料ではありますが、通院介助(1,500円/時間)もしてくれます。
今回は通院介助に助けられました。
介護職員は24時間常駐しており安心です。
協力医療機関(訪問医)の先生も毎週訪問して、健康相談が受けられます。
医療費は別途負担となりますが、大した金額ではありません。
自分で医者に行くのは大変ですが、訪問してもらって簡単でも診察が受けられるのは助かります。
静岡県にもまん延防止措置が適用されたため、しばらく面会謝絶の状態となります。
母はそのことを理解して、家族に会いたいなどと無理を言うことは全くないと、ホームの施設長も感心していました。
体調を崩したのであれば一刻も早く顔を出して元気づけてあげたいところですが、この状況では会うことはできません。
母もこうしたことは覚悟のうえで老人ホームに入ったのですから、我慢してくれると思います。
とりあえず老人ホームのスタッフさんに全てお任せすることになりますが、きちんと対応していただいているようなので安心しています。
母の世話をよろしくお願いします。