危篤の連絡を受けたものの・・・
今年92歳になった母は6人きょうだい(男1名、女5名)の5番目です。
お二人は既に逝去されましたが、4人はなおご存命です。
年齢を考えるとかなり長命のきょうだいと言えるでしょう。
そんな中、6日(月)に一番上のお姉さんが危篤という報告が弟経由で入りました。
年齢は101歳とたいへんな高齢です。
母は老人ホームに入っており、自ら見舞いに駆けつけることはできません。
見舞いに行くなら、まずは老人ホームに外出の許可を取り、弟に頼んで老人ホーム迄迎えに行く必要があります。
とはいえ昨日のブログで書いたように母から老人ホームを退去したいという依頼があり、対応に苦慮しているところです。事はそう簡単ではありません。
7日(火)に、このことを老人ホームに伝えると、老人ホームの施設長は今の母の状況では危篤のことは伝えない方がよいとのアドバイスがありました。
母は老人ホームを退去したいと手紙で伝えてきており、いったん外出すると、そのまま実家に戻ると言いかねないことを心配しているようです。(過去にも同様のケースがあったのかもしれません)
母は足が弱っており、見舞うにしても車いすが必要で、どうしてもというなら老人ホーム側で連れていくしかないようですが、そこまでお願いする訳にもいきません。
今は病院は本来面会禁止です。危篤ということで面会が許可されるようですが、私も無理をしてまで面会に行く必要はないと考えました。家族以外が複数で面会するのは病院に迷惑をかけかねません。
問題は逝去の連絡を受けた場合です。(まだご存命なのに、こんなことを書くのは失礼ですがお許しください)
私は施設長に本葬だけでも母を参加させる(この場合、葬儀場へは弟が連れていくことになります)ことはできないかとお願いしてみましたが、施設長はトラブル発生のリスクも高く、母には事後連絡でよいのではないかとの意見でした。
この日は逝去の報を受けたらとりあえず老人ホームに連絡することで電話を終了しました。
見舞いに来ることを要請されて
ところが、8日(水)になってまた動きがあります。
母の姉の息子さん(私のいとこ)から今度は私に電話が掛かってきました。
どうしても見舞いに来て欲しいようなのです。
なんで見舞いに来ないのかという口ぶりでした。
私が母は老人ホームの許可がないと外出できず、許可が取れなかった旨を伝えると渋々納得してくれました。
収まりつつあるとはいえまだコロナ禍ですから、そこまで見舞いにこだわる必要はないと思うのですが、人それぞれ常識が違いますので何とも言えません。
問題は母のお姉さんが亡くなられた時です。
母が葬儀に参加することを強く要請されそうです。
母に逝去の事実を告げず、事後報告で済ますのはかえってトラブルを招きそうな気がします。
何とも悩ましい問題です。
明日母と面会することに
いろいろと悩みましたが、早急に母と会ってきちんと話をした方がよいと考えました。
話す内容は
〇母から依頼された老人ホーム退去の話には応じられない。引き続き老人ホームに入居してもらう。(子供たちは誰も母が退去することを望んでいないことを理解してもらう)
〇母のお姉さんが危篤状態であることを伝え、万一亡くなられた場合は私と弟で葬儀対応するので、母が葬儀参列するのは遠慮してもらう。
の二点です。
本日、老人ホームに電話し、明日(11日)の面会の予約を取りました。
施設長は話の内容が内容だけに心配そうでしたが、何とか説得しようと思っています。