リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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貸金庫は必要か?

手数料はそれなりに高いけど・・・

しばらく前ですが、貸金庫の手数料の案内がきていました。

1年間で22,400円です。

月割りにして1,866円ですから決して安い金額ではありません。

サイズによって料金は異なりますが、私が借りている容量でみると、都市銀行であれば似たような料金のようです。

貸金庫には全自動型、半自動型、手動型があります。

手動型は貸金庫利用者と金融機関担当者が一緒に貸金庫室に入室し、それぞれの鍵で貸金庫の鍵を開け、保護箱を取出して利用するタイプの貸金庫です。

手動貸金庫 | 製品情報 | トータルセキュリティ企業【クマヒラ】 (kumahira.co.jp)

半自動型は利用者のみが貸金庫室へ入室し、自身の鍵で保護箱を取り出し、個室(クーポンブース)で利用するタイプの貸金庫です。

半自動貸金庫 | 製品情報 | トータルセキュリティ企業【クマヒラ】 (kumahira.co.jp)

全自動型は利用者が契約カード等を使って認証を行うことでクーポンブース内へ入室し、タッチパネル操作により保護箱が手元まで自動的に搬送されるタイプの貸金庫です。保護箱を取り出す手間が解消されるだけでなく、時間延長や休日稼働の運用にも対応する最新の貸金庫です。

全自動貸金庫 | 製品情報 | トータルセキュリティ企業【クマヒラ】 (kumahira.co.jp)

どれが利用できるかは店舗によって決まります。

全自動貸金庫を利用するには全自動貸金庫が設置されている店舗で契約するしかありません。

ちなみに私は元銀行員ですので、全ての貸金庫に関わったことがあります。

手動型は開閉の都度銀行員に手伝ってもらわなくてはいけません。専用のブースで保護箱を開けて利用しますが、利用後も銀行員に声をかけて、貸金庫室に戻してもらう必要があります。銀行員の頃、専用ブースに保護箱を置いたまま銀行員に声を掛けずに帰られた方も何人かいました。(幸い事故はありませんでしたが)

半自動型と自動型の違いは自分で保護箱を取り出すか自動的に保護箱が出てくるかです。半自動の場合は保護箱を戻すのも自分でしなければなりませんので、戻し忘れの心配があります。

この点、全自動型は便利です。タッチパネルで全ての操作ができますし、戻し忘れの心配もありません。

私が借りているのは全自動型ですので使い勝手がよく重宝しています。

貸金庫のディメリットは銀行に行く必要があることです。

ちなみに、私の貸金庫の中に入っているのは

自宅や相続した不動産の登記識別情報(従来の登記済権利証に代わるもの)

預金通帳(私自身の通帳の他、妻や母の分も)

実印

保険証券

といったものです。

このうち、登記識別情報、実印、保険証券は滅多に必要がありません。

預金通帳については記帳の必要がありますが、むしろ銀行の貸金庫に入れておいた方が記帳には便利です。他の取引銀行も近くにあります。

ちなみに今はインターネットバンキングで預金の動きが確認できるので、頻繁に記帳しなくても不便はありません。

こう考えると年間22,400円を払っても貸金庫を借りる意味はあると考えています。