リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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102歳の叔母の通夜に出席

お通夜に出るのも大変

26日(金)叔母(母の姉)が亡くなったと弟から電話がかかってきました。

ちなみに102歳での大往生です。

1年前に危篤(?)との連絡をうけましたが、それから1年以上も生きたのですから、その生命力には感嘆しかありません。

koichi68.hatenablog.com

弟の話では28日が通夜、29日が告別式とのことで、喪主(私のいとこ)の意向はどちらかに参加して欲しいとのことのようです。母の参加は健康面を考えると無理なので、私が代わりに出席せざるをえません。

ただ式場は浜松市で、いつも行く母の老人ホームから更に3kmほど先にあります。

電車を乗り継ぐので片道3時間は覚悟しないといけません。

さらに妻の介護の問題もあります。

こちらは両日とも次女が休みで妻の介護をしてくれるとのことで、どちらかには出席できそうです。

本来は告別式に出席するのが筋ですが、問題点が二つあります。

告別式は午前10時30分開始なので、朝6時台に家を出ないと間に合いません。この時間は妻の介護の時間帯で、着替え、朝食、薬の用意、尿バックの処理等やるべきことが多く、できれば私が処理したいところです。

もう一つは、告別式だけで退席できるのならよいのですが、火葬(骨上げ)や初七日の法要への参加も要請されそうで、その場合は全て終わるのが夕方になってしまいます。次女は翌日から仕事なので、遅くまで妻の介護をさせる訳にはいきません。

そんな事情からお通夜のみに参加することにしました。弟も通夜のみの出席です。

喪主には一昨日(27日)に私から直接電話をし、告別式に参加できないことの非礼をお詫びしました。同時に盛篭(当地の風習)の用意もお願いしました。父の葬儀の際にいただいているので、お返ししなければなりません。

香典を用意すれば準備完了です。(金額は父の葬儀でいただいた分を用意)

昨日(28日)お通夜出席のため午後1時に家を出ました。電車のルートは母の老人ホームへ行くのと同じで乗換が3回もあります。昨日は真夏日でしたので、喪服を着て移動するのは大変です。こういう時は車を持っていたらよかったと思いますが、どうにもなりません。

午後4時に最寄り駅に到着、ここで車で迎えにきてくれた弟と合流、車で10分ほどで葬儀場に到着しました。自宅から3時間以上かかりました。暑さもあって結構つかれました。

久々にいとこと会えた

お通夜の開始(僧侶の読経)は午後5時からで、その間は葬儀会場で待つことになります。

私が着いた頃、他の親族も次々に到着しました。

私の母のきょうだいは6人で、今回亡くなられたのは母の9歳年上の長女の方です。他のきょうだいのうち二人の姉は既に亡くなられています。

今も存命なのは母と、母の兄、母の妹の3人になりました。とはいえ母の妹さんでも89歳ですから大変長寿なきょうだいということになります。

昨日の通夜にも妹さんは出席していました。足は弱っているようですが、痴ほうの気配はなくきちんと話をされていました。

母のお兄さんは95歳と高齢で欠席でした。息子さん(私と同い年のいとこ)が出席するかと聞くと、出たくないと話していたとのことです。

お通夜に参加するのも子供世代となります。いとこがたくさん集まりました。

子供といっても、喪主は80歳前後、その他のいとこも60代半ばから70代後半と、皆結構年寄です。

幼い頃は母の里帰りに連れていかれたので、年の似通ったいとことはよく遊んでいました。ただ、それも小学校の頃までです。

中学生くらいになると母の実家に行くことも少なくなり、大学生になってからは実家を離れたこともあり、いとこと会うことは殆どありませんでした。

読経が始まるまでの間、時間があったので久しぶりにいとこ5人と話すことができました。

うち3人はかれこれ50年以上会っていないと思います。顔を見ただけでは判別できません。それでも回りの人に教えてもらって、一人づつ挨拶をし、話をすることができました。幼いころの記憶とは体形等も随分変わっていましたが、懐かしく話をすることができました。

故人が102歳の大往生なので会場全体に湿っぽい雰囲気がなかったのがよかったのかもしれません。

こんな時しかいとこと話す機会はないと思いますので、電車を乗り継いで参加するのは疲れましたが、参加してよかったと思いました。

独経の終了後、親族一同で写真を撮影しました。

会場の職員に聞くと、撮影した写真は告別式が終了した後、配られるとのことです。

私は告別式に参加できないので、喪主さんにお願いして、自宅に送ってもらうことにしました。

次回母を老人」ホームで見舞う際に、母に渡そうと思ったからです。

母もできることなら葬儀に参加したかったでしょうから、写真を見せれば喜んでくれると思っています。