年寄二人暮らしになったので
娘二人がそれぞれ部屋を借りたことで、我が家は妻との二人暮らしになりました。
二人だけだと何となく寂しい時もあり、ペットを飼うのもいいかなと考えるようになりました。
父が亡くなる直前まで、実家では猫を飼っていました。
父は農業を止めてからやることがなく（元々無趣味な人です）、晩年は猫と遊ぶのが唯一の楽しみでした。もっとも実際に猫の世話をしているのは母でしたが・・・
私たち夫婦はマンション住まいですが、ペットを飼うことは禁止されていません。マンションの規約がありますので、それを守ればペットを飼うことができます。
年寄のご夫婦で犬を飼っている方をよく見かけます。朝、私が散歩をしに外へ出ると、犬を散歩させている高齢の居住者の方によく出会います。
規約でマンションの共用部分をペットが歩くことはできませんので、外へ出る迄は大きな犬を必死で抱きかかえている方もいらっしゃいます。
犬や猫を飼うのはハードルがあり・・・
では何を飼うかということになりますが、少々悩んでいます。
ペットの定番は犬か猫ということになりますが、我が家の事情を考えると難しそうです。
犬を飼うとなると通常1日２回の散歩が必須となるようです。早朝妻が寝ている時間の散歩は可能ですが、それ以外は妻の介護を考えると思うように時間が取れません。
一方、猫は家の中を歩き回って、いろいろなものを引っ掻くのが気になります。
妻は膀胱留置カテーテルを常時装着しているので、引掻かれるのが心配です。
特にバルーンは猫の興味を引きそうです。
カテーテルは衛生面に特に神経を使いますので、猫はもちろん、犬でもいたずらされるのは好ましくありません。
犬や猫は共に相応の時間を割いて世話をしてあげないといけませんが、私には妻の介護が優先ですので、世話をする時間が思うようにとれないことも考えられます。
小鳥か観賞魚を飼おうかな
犬や猫以外にもペットはいろいろな種類が売られています。
爬虫類も結構人気があるようですが、私は大の苦手です。
特にヘビは幼い頃から身近にいましたが、私にとってはこの世で最も怖い動物です。
いろいろ考えましたが、候補として考えているのが小鳥と観賞魚です。
いずれも狭いスペースで飼えますし、犬や猫ほど世話の必要はなさそうです。
また購入費用も犬や猫ほど高価ではありません。飼育費用も余りかからないようです。
基本は鳥かごか水槽の中での飼育ですので、家の中でいたずらされる心配もありません。
小鳥の場合はインコや文鳥のように放鳥した方がよい種類もあるようですが、その分、人に懐いてくれるようです。
一度飼い始めたら、最後迄面倒を見なければならないので、ペットショップを回りながら候補を探そうと思っています。
