まずは自分で実家の中を点検
一昨日のブログの続きです。
母を老人ホームに見舞った後は、不動産業者と実家で待ち合わせです。
待ち合わせ時刻迄30分程度余裕があったので、実家の中を点検しました。実家の中に入るのは一昨年の8月(亡父の3年祭)以来です。
建物の外観は急に老朽化した様子はありません。
敷地内にある畑は妹が消毒をしてくれていることに加え、草が茂る時期でもないため、さっぱりしています。
庭も手入れはしていませんが、まずまずの外観でした。
その後建物の中へ。
母が老人ホームに入った時のままの状態です。
埃っぽさはありますが、乱雑な感じはしません。
昔風の建物なので収納(押入)がたくさんあり、山のように布団が入っています。
その後、気になる離れの中へ。
こちらは古い家具などでで一杯です。
2階はそこそこ整理されていますが、こちらも古い家具がたくさんあります。
本日は小屋の中までは確認しませんでしたが、農機具等が入っているはずです。
廃棄物整理のことを考えると気が遠くなりそうです。
建物ごと売れる可能性はありそうだが
待ち合わせ時刻(午後3時)丁度に不動産業者の営業担当者が到着、さっそく実家の内外を案内しました。
一通り見せた後、担当者との打ち合わせです。
まず現時点で業者が売却希望物件として扱っている実家周辺の中古物件の資料を見せてくれました。15件ほどあり、それなりに中古物件が出回っているようです。
500万円~5,000万円迄価格は千差万別です。
実家と同じように建築時期が古いものも結構ありますが、総じて価格は低くなっています。また売り出し後1年以上経過しても成約に至っていないものも5件ありました。
担当者に確認すると、古家付で買いたいというお客はそれなりにいるようです。
建築コストの上昇や、建設業の人材難などから中古住宅の需要も根強いようです。さすがに老朽化が進むとなかなか買い手はつかないようですが・・・
できれば農地毎買ってくれる人がいいと伝えると、さすがにそれは無理との返事でした。実家の売却ができても、農地の処分は別に考えないといけないようです。
担当者からは買い取り業者に売る方法もあると伝えられました。その方が売却が早くできるメリットがあるようです。(その分価格は下がるでしょうが・・・)
私からは買い取り業者を使うことはかまわないと答えておきました。
担当者が気にしていたのは接面道路です。私も気になっていたのですが、建築基準法上の4mを満たしていません。
建築基準法の接道が丸わかり!条件と満たさない場合の対処法 | 不動産売却査定のイエイ (yeay.jp)
担当者と一緒に測ってみると、3mもありません。セットバックは可能なので問題はないと思っていますが。
最後に担当者から建築図面と検査済証を用意して欲しいと言われました。実家の金庫に入っていると思いましたがバタバタしていたのでその日は確認していません。今後早めにまた実家を訪れ、探してみないといけません。金庫の暗証番号は聞いています。
金庫の中に入っていないと実家の中を探し回わらないといけませんので大変です。
帰り道、天竜浜名湖鉄道の駅とその周辺は桜が満開でした。