リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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お墓のお引越しも考えておかないと

お墓もそのままにはできない

先日、妹と電話で話した際、お墓をどうするのと問われました。

父や祖父母は実家の近くにある共同墓地に埋葬されています。

お寺の境内ではありませんので、墓地は利用している人の管理に委ねられています。その分管理費はありません。

夏になれば草ぼうぼうになってしまいますので、草刈りが必須です。また利用者が集って行う掃除もあります。私自身はこうした作業に参加することが困難なので、墓地の近くに住んでいる妹にお願いしています。

妹の話では最近は草の成長も早く、草取りも大変なようで、早い時期にお墓も引っ越して欲しいとの要望です。

ちなみに妹夫婦は浜松市内の中心部の由緒あるお寺に両親のお墓があり、いずれはそちらに埋葬されることになります。妹夫婦は共同墓地に入る予定はないので、いつまでも管理を任されるのは困るということです。

妹には母の了解もいることなので、お墓の移転はしばらく待って欲しいと伝えましたが、いつまでも放置する訳にはいきません。

母はお墓にこだわりが・・・

実家の売却については何とか母に翻意してもらいましたが、お墓となるとそうはいきません。母だけでなくこの世代の人はお墓にには並々ならぬこだわりがあります。子孫末代まで同じところに住んでお墓を守ってくれると思い込んでいます。

10年ほど前には両親が立派な墓石を建立しました。

お墓を移転するといったら、怒りは火を見るより明らかです。

母の存命中はお墓に手を付けるのは難しいと判断しており、妹にもその旨を伝えています。

墓じまいは大変

私自身はお墓には全くこだわりがありません。

実家のお墓に埋葬してもらっても、子だもたちが墓参りすののは大変そうなので、名古屋でお墓を探そうと思っています。

私たち夫婦のお墓とは別に実家の近くにある共同墓地を両親と先祖のお墓として残しておくことも考えられますが、草刈り等の維持ができません。荒れ放題になる恐れが強いので、埋葬されているご先祖様に失礼ですし、他の共同墓地利用者に迷惑を掛けてしまいます。

このため、お墓じまいと改葬(現在の墓所からご遺骨を取り出し、別の墓所に納骨をすること)をしないといけません。

お墓じまいとは?費用や流れと3つのトラブル対策 | お仏壇のはせがわ【公式】 (hasegawa.jp)

これがなかなか大変です。

上記サイトにあるように、改葬にはお墓のある自治体から改葬許可証を取得しなければなりません。

改葬許可証の取得にはお墓の管理者から埋蔵証明書を取得しなければなりませんが、地域の共同墓地なので管理者がいるのかどうかも分かりませんので、証明書の取得は簡単にはいきそうにありません。

墓石の開眼供養(魂抜き)も必要ですが、お墓はお寺の境内ではないので、神主さんいお願いすることになりそうです。

これに加え墓石の撤去・解体工事が必要です。こちらは地元の石材店に依頼することになりそうですが、業者探しから始めなくてはいけません。費用もそれなりにかかりそうです。

実家のお墓、手前が新しく建立した部分です

実家のお墓の周辺、かなりのお墓が墓じまいをしたと思われます

わざわざ立派なお墓を作ることはなかったのにと思いますが、両親のしたことですので私にはどうしようもありません。

私は淡々と整理を進めるしかありません。

とりあえずは自分のお墓探しを進めるとともに、しばらくの間は妹のご機嫌をとって共同墓地の草取り等をお願いするしかなさそうですが・・・