リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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母が老人ホームでかかる費用

母が老人ホームでかかっている費用を調べると

老人ホームの生活でかかる費用は施設費用(家賃、管理費、食費)だけではありません。

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下記サイトに書かれているように介護保険関係の費用や医療費、上乗せ介護費、サービス加算、介護保険対象外のオプションサービス費、日用品代などがかかってきます。

www.unimat-rc.co.jp

母が入居して3か月が経過しましたので、どのくらい費用がかかっているか確認してみました。

まずは銀行口座の動きの確認です。

通帳(3口座)の動きを整理したのが、こちらの表です。

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2月迄、公共料金(電気、水道、NHK)が落ちていましたが、名義と支払口座を私に替えましたので、今後は引き落としがなくなります。

今後しばらくは施設料134,800円(管理費運営費104,800円、食事代30,000円)及び介護保険負担分10,489円が引き落とされていくことになります。

ただ、必要な費用はこれだけではありません。

医療費等は事前に老人ホームに預けておいたお金から支払われます

先日、預け金の明細のコピーを老人ホームから貰ったので、これで内容を確認することになります。

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まずは、上記の明細と毎月送られてくる医療費等の領収書をベースにエクセルシートに落としました。領収書のない支払いもありますので、注意が必要です。

こうしてできたのが下記エクセルシートです。

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残高が一致しているので、漏れはないと思います。

エクセルに落とすことで計算間違いも確認できます。

老人ホームは手計算のアナログ管理なので、計算間違いがないとは言い切れません。

母の収支をまとめると

上記の表をベースに母の3か月間の老人ホームにかかった費用をまとめてみました。(月平均、公共料金等は今後引き落とされないので入れていません。)

収入                                     39,923円

国民年金         34,893円

年金生活者支援金            5,030円

支出                             158,760円

老人ホーム管理運営費  104,800円    

老人ホーム食事代       30,000円

介護保険負担分                      10,489円

在宅医療費                               2,698円

薬代                                             993円

その他医療費 (タクシー代込み)      2,147円

物品購入                                   7,300円

施設サービス                             333円(理髪代、1回1,000円)

老人ホーム管理運営費~在宅医療費(計147,987円)は毎月ほぼ固定料金でかかる費用です。

1~3月平均ではこれに更に1万円くらい費用が掛かっています。

これは補聴器(実は収音器)を20,970円で購入したことが響いています。

こうした費用のかかる買い物がなければ月15万円くらいでやっていけそうです。

入所する前は、施設費用以外に目に見えない費用が掛かるのではないかと心配していましたが、それほど心配することはなさそうです。

毎月の赤字額は12万円弱なので、今の預金残高だと4年半くらいは払えそうです。

なお、医療費(タクシー代は除く)+介護保険負担分を合わせ3か月計で45,481円の支払いがありますが、年間19万円が母の自己負担上限で、このペースでいくとほぼ上限近い金額になります。支払額の管理もきちんとしておかねばなりません。

母の介護サービス費用と医療費 - リタイアおじさんのシニアライフ (hatenablog.com)

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老人ホームへは列車に乗って

老人ホームへは列車でゆったりと

昨日の老人ホームでの面会には列車を利用しました。

車を売ってしまったので他に選択肢がありません。

これまで実家との往復には車を使っていました。

家族を連れていくことがほとんどですし、実家から近くに買い物に行くのも車がないと不便でした。

母が老人ホームに入ったため、今後は私一人で面会に行くことが多くなりますし、妻の介護もありますから終わったらすぐ帰ることになります。

1日で浜松と名古屋を往復するのであれば、多少時間がかかっても列車の方が体に楽です。費用も列車を利用すれば車の移動よりも安くあがります。

移動の時間は

地下鉄で金山駅に出る(乗車時間29分)⇒JRか名鉄豊橋駅へ(乗車時間約50分)⇒JRで新所原駅へ(乗車時間9分)⇒天竜浜名湖鉄道で気賀駅へ(乗車時間38分)⇒徒歩約10分で母が入居する老人ホームに到着

電車に乗っている時間だけで126分と2時間を超えます。

乗換は比較的スムーズですが、乗換回数が多く、自宅から最寄り駅までの徒歩の時間も合わせれば、自宅から老人ホーム迄約3時間近くかかることになります。

ただ、どの列車も座れますので、それほど疲れることはありません。気を遣って運転するよりは遥かに楽です。

運賃は金山駅から気賀駅迄、名鉄を利用すると片道2,040円、JRを利用すると2,180円かかります。(金山駅迄は敬老パスを使い無料です)

車を使うと高速道路代2,100円にガソリン代が加わりますから、電車の方が安上がりという訳です。

ところが金山駅でこんな看板が目に入りました。

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もっと安く行けそうです!

www.meitetsu.co.jp

通常名鉄で金山・豊橋間に乗車すると片道1,140円かかりますが、上記なごや特割2土休日を利用すると780円で行けます。金山駅から気賀駅まで片道1,680円(往復3,360円)で済み、高速道路代より格段に安くなります。切符は乗換の際に金山駅で購入でき便利です。

昨日は利用しそこねましたが、これからはこの切符で面会に行きます。

天浜線はのどかな列車

新所原駅から老人ホームのある気賀駅へは天竜浜名湖鉄道天浜線)を利用します。

www.tenhama.co.jp

私が小さい頃は国鉄二俣線として運行されていました。

天浜線の歴史 – 天浜線(天竜浜名湖鉄道株式会社) – 日本の原風景に出逢う旅。 (tenhama.co.jp)

当時からディーゼル車が主体でしたが、時々蒸気機関車も走っていました。

子供の頃、蒸気機関車に乗った記憶があります。

1987年からは第三セクターにて運営されています。車両は今も全線非電化です。

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ICカードは使えず、切符を買います

1両編成のかわいい列車が走っています。

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新所原駅

昨日新所原駅から天浜線に乗った際は乗客は10人ほどでした。

経営がちょっと心配ですが、地元の学生にとって貴重な足となっているようですし、私も母の面会にはこの列車が頼りです。末永く運行してくれることを祈っています。

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新所原駅から気賀駅までは浜名湖に沿って走るため、窓から浜名湖が時々顔を出し癒されます。

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上記天竜浜名湖鉄道のサイトより

車内放送は運転士さんがしていましたが(ワンマンカーです)、途中で

「次は金指、次は金指」

という放送があり、ビックリしました。

金指駅は私が降りる気賀駅から二つ先の駅であり、この放送が正しければ乗り越したことになります。

そしたら

「次は三ケ日」

慌てて訂正がありました。9つも先の駅の名前を言ってしまったようです。

のどかで、のんびりとした列車です。

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母と老人ホームで面会

面会は厳格なルールで

本日は母に会いに老人ホームへ。

正月明けの入所ですから、3か月が経過しました。

予約が午後1時半で、最寄り駅には午後1時に到着。

妹夫婦とは老人ホームの玄関前で待ち合わせです。

1時20分ころ老人ホームに着き、入り口に入って挨拶すると・・・

まずは私だけ入ってくれとの指示、妹夫婦は車の中で待ってもらいました。

まず施設長と面談、開口一番

「面会は2人迄でお願いしている、会うのは直系の家族だけという条件でとりあえず面会を再開しました。その旨を弟さんに話しています。」

との話がありました。

面会の申し出が私と弟からほぼ同時にあったため、その旨を弟に伝えたようです。

私自身が直接予約を取ったわけではなかったので、弟から私に正確な情報が伝わっていませんでした。

本来は1対1の面談がよいようで、まず私一人で母と面談し、その後妹が入ってきました。

妹のご主人は別れ際にちょっとだけ入ってもらい母に挨拶をしました。

面談は玄関から入ってすぐの廊下で行いました。ソーシャルディスタンスを考えて母との距離は2mくらいとって話しました。

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このあたりで面談です

老人ホームとしてもコロナ対策には大変気を使っていることがよくわかりました。

静岡県は第5波まではそれほど感染は広まっていませんでしたが、第6波は感染状況がひどく、つい先日迄まん延防止措置が適用されていました。昨日も千人超えです。

高齢者施設でもクラスター発生が頻発しているようで、老人ホームとしても厳しい対応を取らざるを得ないようです。

今日の対応はやむをえないと思いますし、むしろ厳格に管理してもらえる方がありがたいと考えています。

面会時間も15分足らずでじっくり話すことはできませんが、それでよいと思います。(電車で片道3時間かけて行って15分の面接ですが、やむをえません。)

母は元気で何より

母との面会ですが、先般購入した安い補聴器について役に立っているかと聞くと

母が安い補聴器を買いたいと・・・ - リタイアおじさんのシニアライフ (hatenablog.com)

「それなりに聞こえている」という答で、どうも期待したほどではなかったようです。

税込み20,970円ですから、価格相応なのでしょう。

施設長が送られてきた商品を確認したところ、「小型収音器」と書いてあったようです。予想通りというところです。

母はどうしても買いたいようでしたので、それで気が済めば仕方ありません。

続いて妹もいることから、母が新しいお願いを・・・

「家にある春夏の服を持ってきてほしい。」

というのです。

「探すのも大変なので、新しく買ってあげようか」

と言うと

「一緒に買いに行きたい」

と無理な依頼をされてしまいました。

結局、一緒にいた施設長が助け舟を出し、ホームの職員が近くにある「しまむら」で買ってきてくれることになりました。

他の入所者の方の分も一緒に買ってくるようですから、変に目立たず、かといってみすぼらしくもないものを買ってくれそうで丁度よいかと思います。

価格も「しまむら」ですから、ほどよい値段です。

3か月ぶりに合った母は元気そうでした。別れ際も寂しそうな顔をみせず、なじんでいるようです。

とりあえずホッとしました。

老人ホームには預け金を追加

補聴器(実は小型収音器)やしまむらで買ってもらう服の代金は、事前に老人ホームに預けてあるお金(当初は10万円を預けました)から引き出されます。

補聴器を買ったこともあり、今後また大きな出費があると預け金が足りなくなる心配があります。突然足りないと請求があっても、簡単には行けません。再びまん延防止が発令されるおそれもあります。

このため、追加で5万円を預けることにしました。

すると施設長から預かり証とともに、入出金のコピーを出して貰えました。

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老人ホームで渡された出納帳

補聴器以外は医療費、薬代及び病院への送迎代で、領収書が送られてきたものや報告を受けたものばかりです。

きちんと管理されているようで安心しました。

管理はアナログで、施設長が一人で奮闘しているようなところがありますが、都会に比べれば安い費用負担(月15万円程度)で済んでいますので、文句はいえません。

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今日はいろいろあって疲れた

薬を一つ飲み忘れて・・・

本日は金曜日ですので、朝の薬はダイフェンが追加され11錠となります。

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更に自己注射も打たねばなりません。

ところが何故かダイフェンを妻に渡すのを忘れ、気が付いたのはお昼でした。

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慌てて昼食後にダイフェンを飲ませました。気づいてよかった。

妻の虫歯の治療にいくと・・・

10時半から妻の虫歯の治療で近くの歯科医へ。

ところが、治療の段になって院長先生からは治療するまでもないという言葉がでてきました。先週診療に行った時は女性の先生から治療を勧められたのですが・・・

今更止める訳にもいかないので、治療してもらいました。 

あげくシェル状ハミガキを勧められて購入するハメに(1000円近くしました)。

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妻は歯を磨く際、歯ブラシだけでハミガキを使っていません。(洗面所で立つ事ができないので、車いすに座ったまま歯を磨いています。うがいができないので、ハミガキを使いません)

ハミガキを使って歯を磨くよう工夫をしないといけません・・・

老人ホームの予約を取ろうとすると・・・

母が入所している老人ホームの見舞いが解禁になったので(面会時間は15分に制限されていますが)、早速見舞いに行こうと午後1時頃予約の電話をかけました。

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ところが施設長いないとのことで、予約は保留に。

そうこうしているうちに弟から電話がかかってきました。弟妹からも予約の電話を入れていたようです。老人ホームとしても調整に困っているようです。

最終的に施設長との調整を行い、面会人数は二人以下が原則ということで、結局私と妹が明日の午後に面会に行くことになりました。

コロナがなかなか終息しませんので、またいつ面会禁止になるか分かりません。行ける時に行っておこうと思います。

兄弟で同じことを考えているとは思いませんでしたが・・・

ケアマネさん、訪問看護師も次々来訪

老人ホームの予約が一段落すると、午後2時からはケアマネさんがやってきました。

ケアマネさんは月1回利用者を訪問して状況を確認し、居宅サービス利用票にサインをもらわねばなりません。

1時間ほど雑談して帰りました。

午後3時からは定例の看護師の訪問です。

こちらは何事もなく終了。

せっかく診断書を書いてもらったのに・・・

息つく間もなく、午後4時には訪問医の先生の来訪です。

先生には妻の診断書を2通お願いしていました。

今日は診断書を持ってきてくれるはずです。

一つは痴ほう介護保険分、もう一つは障害年金等級変更分です。

ところが痴ほう介護保険の診断書の内容でひと悶着、13の箇所の診断日は6か月前でお願いしたのに今月の日付になっています。

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あいまいな書き方なので、どちらがよいか分かりません。

結局先生との話し合いでは決着せず、保険会社に確認することになりました。

保険会社に確認すると、6か月前の日付に訂正して欲しいとの回答でした。

先生に訂正してもらわなければならないので、来週先生のクリニックに行くことにしました。

面倒ですが保険金を受け取るためにはやむをえません。

一方、障害年金の診断書はこれでよさそうですので、年金事務所に訪問の予約を取ろうと電話すると・・・

こちらは、いつまでたっても繋がりません。

今週は3度ほど電話していますがいつもこの状態です。

いい加減ししてくれよ!

来週また電話しますが、繋がるかは不明。

やむをえませんので、来週直接押しかけようと思います・・・

 

その後、訪問医の先生に処方してもらった薬を取りにいって今日は終了

と、言いたいところですが、

まだ夕食の支度が・・・

 

とにかく今日は疲れました。

おじさんも年を取ったなあ!

もうすぐ69歳になります。

 

 

 

実家の解体も費用がかかり・・・

実家の賃貸や売却は難しそう

父から相続した実家ですが、母が老人ホームに入り、今年から空き家となりました。

母が老人ホームに入って3か月が経過しましたが、なじんでいる様子ですので、また実家に戻るということはなさそうです。

それでも、たまには家に一時帰宅することもあるでしょうから(今は外出禁止ですが、コロナ禍が落ち着けば解かれる見込みです)、しばらくはそのままにしておく予定です。

とはいえ、私を含め子供たちも実家に住む予定はありません。

人が住まねば家はすぐに老朽化してしまいます。固定資産税を含め管理コストもかかりますし、火災等のリスクもあります。

news.yahoo.co.jtaimunnguタイミングをみて対策を講じなくてはなりません。

上記サイトにあるように、まず考えられるのは賃貸か売却です。

問題は借り手や買い手が見つかるかということですが、簡単ではありません。

実家は建築面積は広いですが、住みやすいという訳ではありません。

しかも築後30年以上経過しており、老朽化も目立っています。

賃貸の場合はリフォームすることが考えられますが、採算が合うかは疑問です。

実家を解体すると費用は?

一方、売却の場合は時間をかければ買い手が見つかる可能性があります。

田舎ですが実家は市街化区域にあり、売却は可能です。

ただ何年も待たなければならないかもしれません。実家の周りで戸建ての家が売買された事例はあまりないようです。

時間がかかればかかるほど空き家の管理リスクが高まりますので、家を解体することも考えておかねばなりません。ただ解体には費用がかかります。

news.yahoo.co.jp

上記サイトには家の解体費用がでており、木造住宅だと坪当たり4万円くらいかかるようです。

実家の建物の床面積は152㎡ですが、別に82㎡離れ(未登記)があります。合わせて71坪ですから283万円くらいの解体費用がかかることになります。

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固定資産税課税通知より

更に軽量鉄骨造りの小屋があります。簡易構造で面積も狭いですからそれほど費用はかからないと思われます。

とはいえ全部合わせれば解体費用は300万円を超えそうです。

固定資産税評価額(348万円)とあまり変わらない解体費用がかかることになります。

更に廃物処理費用がかかる

上記サイト(親が残した実家が空き家に)には更に廃物処理費用がかかる旨のことがコメント欄に出てきます。

そこで廃棄物処理費用を調べると、これが結構無視できません。

blog.kaitai-guide.net

実家は本屋と離れがあるうえ、小屋(農機具等をいれていた)まであります。収納容量が極めて大きいので、持ち物も一杯です。

私自身は何回も引っ越ししているので、その都度不要物を整理しており、持ち物はあまりありません。そもそもマンションの収容量はごく僅かしかありません。

これに対し実家は引っ越しもなく、収納容量も大きいので捨てずにずっとモノを持っています。(価値のあるものはありませんが・・・)

ふとんだけでも10人分以上あります。古い家具もいっぱいあります。

更に農家ですから農機具も残っています。

これらを解体の際に解体業者に処分してもらうと産業廃棄物となり、解体費用並みのお金がかかるようです。

自分で処理できるものは、可能な限り自分で処理した方がいいようです。

まずは実家の持ち物を全部点検し、リストを作らないといけません。

これだけでもかなり時間と手間を要しますが、更に計画的に処理していくとなると何倍もの時間と手間が必要です。

こう考えると、実家の解体も安易には行えません。

全国で空き家が急増しているのもわかる気がします。

とはいえ社会に迷惑をかける訳にはいかず、私が生きている間に何とか解決するつもりではあります。

通帳の記帳と整理

通帳の記帳に大須

本日は水曜日で妻がデイサービスへ行く日です。

しばらく水曜日はマイカーのメンテナンスや売却手続き等で忙しかったのですが、やっと落ち着いたので通帳の記帳に大須迄お出かけしました。通帳の多くは貸金庫に入っており、貸金庫を借りている銀行が大須にあります。

私が管理している通帳は自分名義の分だけでなく、妻名義や母名義の分も預かっています。普通預金については適宜記帳して出入りをチェックしておかねばなりません。

私の記帳する通帳は大須周辺に支店(ないしはATM出張所)がある銀行が大半なので問題はありません。

母の通帳をチェック

問題は母名義の通帳の記帳。実家の地元の信用金庫と農協なので、名古屋に支店はありません。ネットワークを利用して記帳できるので、信用金庫の通帳は名古屋市内の別の信用金庫で、農協の通帳はJA愛知で記帳できます。

信用金庫は大須にあるのですが、農協は近くにはありません。やむなく地下鉄で三駅先の久屋大通駅の近くにあるJAあいちビルまで歩いて行き記帳してきました。

記帳した母の通帳のうち信用金庫分がこちら。母が入居している老人ホームの費用の引き落とし口座です。

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1月分が多いのは、老人ホームと12月に契約したため12月分の施設費が引き落とされているためです。(本来は12月に入所できたのですが、母の意向で正月明けまで入所を延ばした経緯があります。)

2月以降は145,289円の定額が引き落とされています。(施設費+介護保険分)

月初に請求書が送られてきますが、その中に内訳が明記されています。。医療費等の領収書も送られてきますが、別途事前に預けている10万円から引き出されます。

とりあえずは、月間15万円くらいで母の老人ホーム関係の費用が賄えているようなので、やれやれです。

農協の口座は二つあり、こちらは公共料金の引き落とし口座です。

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母が老人ホームに入って以降、契約を残しているのは電気、水道、NHKです。

契約名義は私に変更し、料金の引き落としも私の口座に変更しました。

ただ、すぐには変更が完了しないので、引き落とし状況の確認が必要です。3月分の引き落としがないので、電気・水道の引き落とし口座変更は完了したようです。(NHKは4月に1年分を引き落とすので、もう一月確認が必要です。)

もう一つは年金の振込口座です。

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2か月に1回、国民年金年金生活者支援給付金の振込があります。

信用金庫の口座への振込に変えれば、農協の通帳の記帳が必要なくなり、手間が一つ省けます。(もう一つの農協の通帳は、口座振替が終われば記帳は不要です)

用紙は貰ってあるので、早急に手続きをする予定です。

自分の口座の整理をしないと

私自身は五つの銀行に口座があります。個人としては取引銀行が多い方だと思いますが、仕事のからみもあり、取引銀行数が多くなってしまいました。

更に問題なのが、うち二つの銀行は普通預金口座がそれぞれ三つもあることです。休眠状態なら管理手間もなく問題ないのですが、それぞれ動きがあります。口座振替があったり、クレジットカードの引き落としがあったりします。

ただこれでは管理が面倒です。せめて普通預金口座は各行一つにしなければなりません。

更に動かす口座はメイン銀行の一つの口座に集中した方が便利です。通帳の管理・記帳の手間が格段に減ります。

そのためには、口座振替契約を一つにまとめなければなりません。口座振替変更依頼書の取り寄せから始まりますが、そろそろ動き出すべき時と観念しています。

最後に今日の昼食、大須の沖縄料理店でちゃんぷるーランチをいただきました。

島豆腐とゴーヤチャンプルー、天ぷら(たこ、春菊、舞茸)に鶏ささみとごぼう胡麻

マヨサラダのセットです。

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お代わり自由の炊き込みご飯、スープ、サラダ、ドリンクバーが付いて税込み1,000円とお得感満載です。お昼時で店は満員でした。

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延命治療の意思確認

父の時は延命治療を選択せず

父は亡くなる約半年前、認知症が進行したことから認知症治療病棟を備えた病院に入院しました。

入院の際、問われたのが延命治療をするかどうかです。

父はその時点で判断能力はありません。

当時延命治療についての知識はあまりありませんでしたが、

「無理な延命治療はせず、通常の治療を続けてください。」

と答えた記憶があります。

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そもそも父と同居していませんでしたので、延命治療の意思を確認したことはありません。

母や弟妹には事後のそう答えた旨を伝え、同意を得ておきました。

延命治療とは、下記の記事に書かれている通り、老化に伴う心身の衰弱や重度の病気などで生命の維持が難しい人に対して、医療措置を施し、一時的に命をつなぐ行為です。

www.sagasix.jp

具体的な治療法としては、人工呼吸、人工栄養(胃ろう、点滴)、人工透析などがあります。

メリットは

〇家族が身体的な負担、時間的な制約から解放される

〇終活を行う猶予ができる

ということがあげられています。

一方、ディメリットとしては

〇本人の意思に反して行われることがある

〇医療費の負担が大きくなる(上記サイトによると1割負担でも1日3千円近くかかる)

〇家族に与える精神的苦痛(本人の意識がないまま生かされている状態は、家族の精神的苦痛につながりかねない)

といったことがあります。

父の場合は90歳を超えており、安らかに亡くなったので、結果的に延命治療をしないでよかったと思っています。

母に延命治療の意思を確認

母は91歳になりました。

そろそろ認知症が心配になる年齢ですし、老人ホームに入ってしまうと話ができるタイミングが難しくなります。

正月明けには老人ホームに入る予定でしたので、、正月に帰省した際、延命治療の意思を確認しようと思っていました。

切り出すタイミングが難しかった(唐突に話すと変な反発を招きかねない)のですが、父のことも話に出しながら延命治療をどうするか聞いてみました。

母の回答は

「十分長く生きたから、延命治療をしてまで生きる必要はない。」

ということでした。

予想通りでしたが、延命治療をする気はないようです。

延命治療のメリットである家族の負担の軽減・解放については、母が老人ホームに入ったことでかなり実現されています。終活の問題についても、財産状況は把握しており(預金は私が管理、不動産は私が相続済)時間を稼ぐ必要もありません。

問題は母の意向でしたが、母が延命治療を要望しないのであればこれで問題ありません。

冒頭のサイトでは延命治療を拒否する方法として、リビング・ウィル(事前指示書)や尊厳死宣言公正証書の作成を勧めていますが、そこまでしておく理由が今一私にはわかりません。

現時点では口頭でも本人の意思を確認しておけば十分だと思います。

母の意向が変わる可能性もなしとは言えません。

母の状態次第では、老人ホームと訪問医と私も交えて母の意向を最終確認する場が設けられるかもしれません。

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母が入所した老人ホームは看取りまでしてくれるので、とりあえずは老人ホームに任せようと思っています。