間違って年金を振り込んだと言われ・・・
昨日、年金事務所に行ってきました。
3月9日に相談に行き、診断書等の必要書類を受け取り
4月13日に再び年金事務所に行き手続きをしようとしたが、戸籍謄本が必要と言われ出直し
年金事務所の対応に呆れた! - リタイアおじさんのシニアライフ (hatenablog.com)
昨日(4月27日)、三度目の年金事務所訪問となりました。
あれやこれやで、最初に年金事務所を訪問した日から1か月半以上かかってしまいまいた。
昨日はまず私の年金繰下げ請求手続きから。
老齢年金繰下げ請求書と老齢年金の繰下げ意思の確認書(過去分の一括受給も選択可能なため意思を確認)を渡して完了と思いきや、返納方法申出書の提出を求められました。
私は65歳になる直前に役員を退任して給与が減ったため、1か月分だけそれ迄支給停止となっていた特別支給の厚生年金が振り込まれてきました。この分が間違い(貰う権利がないのに間違えて振り込んでしまった)なので、最初の年金受取額から控除するというのです。
この話、昨日初めて聞きました。権利がないものをネコババする気はありませんので返すことに異存はありませんが、もう4年も経過しています。こちらから請求したものではなく年金機構の手違いなのですから、間違いが判明した時点で連絡があってもよさそうです。
たぶん私が先月繰下げ請求の相談に訪問した時点で、私の年金記録を調べ間違いに気づいたのかもしれません。
「返納方法申出書」という書類は下記サイトA2の中で出てきます。
上記(日本年金機構)は消えた年金が問題になった際のお詫びが掲載されています。
この時は大問題になったのでお詫びが掲載されましたが、今回は私個人のケースなのでなんのお詫びもありません。経緯の説明も謝罪の言葉もなくただ返せというのは、まさに年金事務所や日本年金機構の体質そのものです。
事務手続きもズサン、来訪者への対応もズサンと言うのでは、国民の信頼は得られません。「消えた年金」問題の反省はどこへいったのでしょうか?残念です。
そんなことはありましたが私の年金繰下げ手続きは15分ほどで完了、5月分から振り込まれます。ただし最初の入金は8月くらいになりそうですが・・・
書類の再チェック、控除額(税金、社会保険料)の確認、振込手続きと時間がかかるのかもしれません。
受付控(請求受付の確認)は貰えました。
とりあえず年金が振り込まれたら金額の根拠をしっかりチェックした方がよさそうです。日本年金機構に任せておくと、少々不安です。
振込見込み額は渡してもらえます。
妻の障害年金等級変更も申請完了
続いて妻の障害年金の等級変更手続きを、
こちらは45分と結構時間がかかりました。
まず妻の委任状を渡した後、障害給付額改定請求書をその場で記入(用紙は事前に貰っていましたが、担当者に確認しないと簡単には書けません)しました。
その後、新たに老齢基礎年金額加算開始事由該当届 と年金受給選択申出書を渡されました。
年金受給選択申出書の様式はこちらです。
0000027949SQVZK4gwFR.pdf (nenkin.go.jp)
選択方法はアを選択するかと思いましたがイを選択してとの指示、その後も担当者の案内通りに記入しました。
公的年金は原則一つの年金しか受け取ることができません。障害基礎年金と老齢基礎年金を同時に受け取ることはできませんが、65歳以上になると特定の組み合わせで二つの年金を受け取ることができます。
妻の場合は老齢厚生年金に加え、老齢基礎年金か障害基礎年金のどちらかをもらうことになります。
妻の老齢基礎年金と障害基礎年金は同額ですが、障害年金が税務上の所得扱いにならないことや、年金生活者支援給付金受給の条件を満たすことから障害年金を選択しています。
今回の申請が通れば障害年金の額が増額になるのですから(年777.800円が972,250円に)今後も当然ながら障害年金を選択することになります。
届けの記入の仕方は今一腑に落ちないところがありますが、こちらも知識がないので指導に従うしかありません。
こちらは審査がありますので承認されるかどうか不明ですが、承認されたら振込額を確認しておいた方がよさそうです。
用意してきた診断書と戸籍謄本を渡して申請手続きは完了です。
こちらも受付控を貰いました。
ということで、三度目の正直で何とか手続きが終わりました。
後は結果を待つだけです。
年金手続きについては知らないことが多いため、年金事務所に頼る部分が大きくなります。
もう少し丁寧な説明と、電話予約を含め親切な対応をしてくれると嬉しいのですが・・・
今回の手続きが順調に終われば私自身が年金事務所に行くことはあまりないと思いますが、まだこれから年金請求をされる方はご注意ください。