リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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手術で取り付けた金具の位置が変わり・・・

大学病院の成形外科で

本日は妻の付き添いで大学病院へ。

妻は13年前に脊柱後側弯症の手術を受けました。

朝から夜中に及ぶ大手術でしたが、無事成功しました。

koichi68.hatenablog.com

その後は術後の経過観察のため、半年毎に整形外科の医師の診断を受けています。手術をしてくれた医師は別の病院へ移ったため、今は別の先生に診てもらっています。

最近の痛みの状況についてヒアリングがあった後、前回撮影したX線写真をモニターで見ながら話しがありました。

手術の際に取り付けた金具が一つだけ方向が変わり上向きになって皮膚に到達しかけているとのことです。

説明がしにくいので、こちらのサイトの写真を参考にさせてもらいます。

脊柱側弯症の手術|湘南藤沢徳洲会病院 (sokuwansho.com)

左が手術前、右が手術後です。

上記サイトより写真を抜粋

金具は背中から体の内側を向いているのですが、モニターを見ると一番上の金具が上を向いていました。先端は背中の皮膚近くに達しています。関節リウマチが進行しているのが影響しているようです。

素人目には大変怖い状況ですが、現時点では経過観察しかないようです。

家に戻ってから訪問看護師さんに聞くと、もし皮膚に到達すると強い痛みがでてくるようです。そうなったら至急大学病院に行くしかありません。

訪問看護師さんはシャワー浴で背中を流してくれるので、異常があったら教えてくれるようお願いしました。

最近妻の状況は比較的安定していると感じていましたが、あちこちに爆弾をを抱えていることに変わりはありません。

整形外科の先生からは頸椎や腰椎、股関節についても手術の話がでています。

妻の意向もあり現時点では手術をしない方針ですが、状態が悪化すれば手術が必要になる可能性もあります。

妻の状況が悪化しないよう祈るばかりです。

今年もクリームコーヒーの季節が到来

初夏の陽気でコメダ

今日は快晴で気温も上がって暑くなってきたことから、妻がコメダ珈琲のクリームコーヒーを食べに行きたいと言い出しました。

この時期になるとクリームコーヒーを目当てにコメダに行きます。

koichi68.hatenablog.com

今年は4月14日が最初で、今日が2回目となります。

いつもはモーニングのある時間帯に行くのですが、今日は午前中に訪問リハビリがあったため、午後から出かけました。

午後から更に気温が上がりましたので、おいしくクリームコーヒーをいただきました。

クリームコーヒーの季節は、これから梅雨に入るまでです。

雨の中を車いすで行くのは困難ですし、梅雨が明けると猛暑で車いすを押してではコメダ迄たどり着けません。10分くらいの歩きですが、これが大変です。

10月に入れば涼しくなるのでまたコメダに行けますが、ごく僅かの期間です。寒さが近づけば、クリームコーヒーの季節は終わりです。

という訳で、ここ2カ月弱がクリームコーヒーの季節となります。

しばらくは足繫くコメダに通おうと思っています。

入場料を払う本屋が気になり、新築オープンの中日ビルへ行ってみた

入場料を払って入る書店があると聞き・・・

本日は妻のデイサービスの日です。

歯医者の予約(虫歯の治療)が入っている日で、あいにくの雨降りでもあります。

ただ歯医者の予約は午前9時半からで早く終わったので、そのまま地下鉄に乗って出かけることにしました。

行先は中日ビルです。

地元名古屋の高層ビル「中日ビル」は建て替えが完了し、昨日(4月23日)全面開業しました。

名古屋・栄の「中日ビル」が開業 500人が行列、有休取った人も(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

地元のテレビ局が特集番組を組んでいましたが、気になったのが「入場料を払って入る本屋」です。

“入場料”払って入る書店『文喫』国内3店舗目が名古屋の中日ビルに 様々な目的の客受け入れ本の需要引き出す | 東海テレビNEWS (tokai-tv.com)

気になったので文喫のホームページを見ると

文喫 栄 | BUNKITSU SAKAE | 本屋と喫茶大ホール

入場料が750円(税抜、90分)かかりますが、珈琲、紅茶、ハーブティー、レモネードが無料で飲める他、午前11時迄に入店するとモーニングサービスとしてトーストが無料で付くようです。しかも今は開業記念として入場料が500円(税抜)になるようです。

新築オープンで大賑わい

歯医者は20分ほどで終わり、地下鉄に乗って栄駅へ。駅からは地下街を通って数分で中日ビルです。地下街と入口が直結しているので、傘をさす必要もありません。

着いたのは10時40分くらいだったのでモーニンングに間に合うかと、さっそく2階の目指す本屋(文喫)へ。

受付に行くと、「30人くらい待っているので、呼ばれるのは11時以降になると思います。そうなるとモーニングは付きません。」とのことでした。

お腹もすいてきましたし、傘も持っているので置くのが邪魔です。

水曜日であれば、いつでも来れるので、歯医者の予約が無い天気の良い日に来ようと今回は入場を断念しました。妻をデイサービスに送り出してから家を出ても10時前には余裕で到着できます。

ちなみに中の様子はこんな感じでした。

3万冊の書籍が読めるようです。

なお販売用の本のコーナーは入場料を払わなくても誰でも入れます。

「入場料を払う本屋」というより、「本がたくさん読めるおしゃれな喫茶店」という感じです。

普通の喫茶店でも500円くらいはしますので、750円(税込825円)で飲み物お代わり自由、本読み放題ならコストパフォーマンスは悪くないような気がします。

昼飯は海鮮丼

その後は昼食です。

食堂街は地下1階と3階にありますが、本日は3階で食べることに。

値段が手ごろだったので「うまい魚が食べたくて」という店にはいりました。

オープン前(11時開店)で30人くらい並んでいましたが、比較的スムーズにカウンター席に案内されました。

日替わり海鮮丼(税込1,100円)を注文。

ご飯とみそ汁はお代わり自由(セルフ)です。

刺身は結構厚く、お買い得感がありました。

昼食後はビル内を散策しました。

4階は中日文化センターや医療モール、5階は全国物産観光センターなど、6階は中日ホールとなっています。

7階に上がると屋上広場がありました。

あいにくの雨降りでしたが、晴れの日は気持ちがよさそうです。

その後は地下1階に下りました。

地下1階には「めし小路」という食堂街がありましたが、かなり混雑していました。

地下1階は栄地下街と直結しており、そのまま栄駅から帰路につきました。

中日ビル外観

日本人のルーツ

このブログも今月から4年目に突入しました。

ご愛読いただき、深く感謝しております。

今まで本ブログは介護や老後の生活・お金の問題などを主として扱ってきましたが、4年目を迎えるにあたり、個人的に興味のある歴史(古代史)や宇宙などについても触れていきたいと思っています。

本日は歴史がテーマです。

日本人のルーツは三重構造?

昨年暮れNHKBSのフロンティアというシリーズで「日本人とは何者なのか」という番組が放送され興味深く視聴しました。

“最初の日本人”縄文人の「親戚」が東南アジアのタイの密林にいた 「古代DNA解析」が明らかにした新事実とは? | NHK

DNA解析(ゲノム解析)を用いて日本人の起源を探ろうとする番組です。

日本人の起源は、列島に住み着いていた縄文人に、大陸からの渡来集団が混血して弥生人となり、現代の日本人につながったとする「二重構造モデル」が定説とされてきました。

ところが最新のDNA解析によると、縄文人の祖先集団、北東アジアに起源を持ち弥生時代に日本に渡ってきた集団、そして東アジアに起源を持ち古墳時代に日本に渡ってきた集団の三集団の混血により日本人が形成されたとする「三重構造モデル」が提唱されるようになりました。

日本人の「完成」は古墳時代だった? DNAを分析、ルーツに新説:朝日新聞デジタル (asahi.com)

下記金沢大学のサイトに縄文時代から現代に至るまでの日本人ゲノムの変遷の資料が掲載されています。

パレオゲノミクスで解明された日本人の三重構造 – 金沢大学 (kanazawa-u.ac.jp)

グラフを抜き出したのが下記です。

上記金沢大学のサイトより

古墳時代の人骨のDNA構造は現代日本人と極めて類似しており、この時代に日本人のDNAが形成されたようです。

縄文人は最初に東南アジアにたどり着いたホモサピエンス

NHKの番組では日本人のDNAが形成される過程を追っています。

縄文人のルーツはこんな風に説明されています。

20~30万年前  アフリカで人類(ホモサピエンス)が誕生

6~7万年前 人類がアフリカを出る。

4~5万年前 グループの一つが東南アジアに着く

3万年以上前 海岸沿いに北上した集団が日本にたどり着く

その後温暖化による海水面に上昇を受け、日本列島が大陸と完全に分断され、大陸との行き来が困難になりました。血は混じることなく、その後独自の縄文文化が形成されていきました。

タイやラオス周辺には2万数千年前から4000年前にかけて「ホアビニアン」と呼ばれる狩猟採集民が広く暮らしていました。現在ではほぼ絶滅したようですが、タイの奥地に住むマニ族がホアビニアンの血を引き継いでいるようです。

解析の結果、古代縄文人のDNAがマニ族のDNAとよく似ていることがわかりました。

縄文人は最初に東南アジアに着いたホモサピエンスの子孫であり、その血は現代日本人にも引き継がれています。他の東アジア諸国ではその血は途絶えていることから、日本人は他の東アジアとは異なる遺伝的特徴も持っていることになります。

弥生人縄文人と北東アジア渡来人との混血

弥生時代の人骨をDNA解析すると、縄文人と北東アジアの要素が混在しています。

北東アジアとは現在のロシアのバイカル湖や中国の遼東半島周辺を指すようです。

弥生人は旧来の縄文人と北東アジアから渡来してきた人が混血してできたようです。

考古学的にも弥生人縄文人と敵対していた訳ではなく、共存して生活していたと考えられています

現代日本人は古墳時代に形成

古墳時代の人骨をDNA解析すると、縄文と北東アジアに加え中国の黄河流域など東アジアの広い地域にルーツを持つ集団の遺伝情報が加わっていることが分かりました。

弥生人のDNAとはかなり異なり、東アジア由来のDNAが6割以上を占めています。

ここで言う東アジアは中国全土だけでなく、朝鮮やベトナムなどかなり広範囲にわたっているようです。

古墳時代(3世紀半ばから6世紀まで)には、想像を絶するほどの多くの人が日本に渡ってきて、DNA構造が大きく塗り替わったことになります。

古墳時代の人のDNAは現代日本人(本州)と似た構造ですから、この時代に日本人のDNAが出来上がったと考えられます。

古墳時代は資料が少なく(特に4世紀は中国の文献にも記載がなく空白の4世紀と呼ばれている)、謎の多い時代です。

それだけに、いろいろと想像をめぐらす余地があり、自分なりにいろいろ勉強してみようと思っています。

今後のDNA解析に期待

古代人のDNA解析については、始まったから間もなく、検体数もすくないことから、まだ確定的なことはわかりません。

そうした中、理化学研究所から「全ゲノム解析で明らかになる日本人の遺伝的起源と特徴」というプレスリリースが発表されました。

全ゲノム解析で明らかになる日本人の遺伝的起源と特徴 | 理化学研究所 (riken.jp)

こちらはNHKの番組とは若干違う視点ですが、三重構造モデルの方がより日本人のルーツをより適正に説明できると述べています。

今後の研究の進展によって、新しい事実が明らかになることを期待してやみません。

保有不動産の相続税評価額を算出してみると!

不動産の相続税評価額の算出方法は?

先週、固定資産税を支払いました。

市町村から送られてくる固定資産税の納付書には固定資産税課税明細書が添付されています。固定資産税の課税額の根拠を示した書類ですが、相続税評価額を算出する際にも大事な書類となります。

送付された課税明細を参考に、私が保有する不動産の相続税評価額を算出してみました。

私が保有しているのは自宅(マンション)及び父から相続した不動産(実家、農地)です。

下記国税庁のサイトに土地建物の評価額の算出方法が記載されています。

No.4602 土地家屋の評価|国税庁 (nta.go.jp)

土地の評価額は路線価方式ないしは倍率方式を使います。

路線価が定められている地域では路線価方式を使います。路線価とは、路線(道路)に面する標準的な宅地の1平方メートル当たりの価額です。

路線価が定められていない地域については倍率方式が用いられます。

路線価や倍率についてはこちらの国税庁サイトから調べることができます。

財産評価基準書|国税庁 (nta.go.jp)

一方、建物の評価額は固定資産税評価額と同額ですので、算出は簡単です。

なお、賃貸物件等は評価の方法が異なるので注意が必要です。

自宅の評価額は?

私の自宅はマンションです。マンションは、敷地権(土地)の価額と区分所有する建物の価額の合計額により評価します。

私の自宅周辺は路線価がありますので、土地の評価額の算出には路線価方式を使います。

国税庁サイトから路線価を検索すると200千円とあります。

よって土地の評価額は

200千円(路線価)×22,001㎡(敷地面積)×0.00204(持分)=8,976,405円

となります。

建物の評価額は固定資産税評価額と同額ですので8,629,185円です。

よって自宅の評価額は土地建物合わせ17,305千円となります。

実家の評価は

父から相続した不動産は全て路線価が定められていない地域にあり、土地の評価には倍率方式が適用されます。

倍率は国税庁の財産評価基準のページから調べられます。

相続した不動産は全て浜松市にありますので、ここから検索しました。

令和5年分 財産評価基準書 静岡県 (評価倍率表<一般の土地等用>)|国税庁 (nta.go.jp)

ここから実家の倍率を検索すると1.1とあります。

よって実家の評価は

土地が9,345,420(固定資産税評価)×1.1(倍率)=10,280,072円

建物は固定資産税評価と同じですので3,481,054円

となり、土地建物合計の相続税評価額は13,761千円となります。

農地の評価は面倒

最後は農地の評価です。

市街化調整区域の農地であれば倍率方式で問題ありませんが、市街化区域にあると評価方法が異なります。

No.4623 農地の評価|国税庁 (nta.go.jp)

私の相続した農地のうち2筆が市街化区域にあります。

この場合宅地比準方式(その農地が宅地であるとした場合の1平方メートル当たりの価額からその農地を宅地に転用する場合にかかる通常必要と認められる1平方メートル当たりの造成費に相当する金額を控除した金額に、その農地の地積を乗じて計算した金額により評価)で評価することになります。

造成費は国税庁財産評価基準から検索できます。

令和5年分 財産評価基準書 静岡県 宅地造成費の金額表|国税庁 (nta.go.jp)

対象土地は実家のそばにあり実家の相続税評価単価を採用、土盛り、土止めの必要はなく造成費は3,500円としました。

対象市街化農地の相続税評価額単価は

12,834円(土地の単価)-3,500円(造成費)=9,334円/㎡

相続税評価額は291㎡(面積)×9,334円=2,716,194円となります。

それ以外の農地は倍率方式で計算できます。

検索したら倍率は8.8倍から23倍迄と結構幅がありました。

固定資産税評価額に対応する倍率を掛ければ相続税評価額が算出できます。

市街化農地以外の農地の相続税評価額は11,247,591円でした。

市街化農地と合わせると13,964千円になります。

相続した土地の相続税評価の一覧が下表です。

父から相続した不動産はなんとしても処分しないと・・・

以上、私が保有している不動産の相続税評価額は

自宅              17,305千円

実家              13,761千円

農地               13,964千円

の合計45,030千円になります。

相続税基礎控除額は3,000万円×600万円×法定相続人数ですので、妻が先に亡くなると法定相続人は子供3人となり、基礎控除額は48百万円となります。

このままでは不動産だけで基礎控除に近い金額となり、預金を加えれば相続の際には結構な相続税負担が発生してしまいます。

その原因は父から相続した不動産(評価額28百万円)にあり、私が死ぬ迄には処分しておくのが重要な相続対策となります。

実家については動き出していますが、農地の処分は容易ではありません。

頭の痛い問題ですが、何か対策を考えないと・・・

 

リタイア五年目の春

仕事を辞めてはや四年

私は2020年3月末に勤めていた会社を退職、リタイアして丸四年が経過しました。

今月から五年目に入りました。

私の経歴を簡単に記すと

1976年4月、大学を卒業し銀行に入行

2001年4月、勤務していた銀行の取引先に出向

2002年1月、銀行を退職し出向先に転籍、役員就任

2018年4月、役員を退任、顧問として勤務

2020年3月末をもって勤務先を退職

という流れになります。

サラリーマン生活44年、勤務した先は二つの会社のみです。

当時50歳を超えて銀行に勤務する人は稀で、私も名古屋市郊外にある中小製造業(当時の従業員は180名程度)に移りました。

銀行から一般企業に転籍した後、どれくらい勤めるか人により様々です。70歳を超えても勤務している方もいれば、移った会社になじめず50代で退社する方もいます。

当初、私は50代半ばで退職して実家に戻ることも視野に入れていましたが(両親の希望です)、結局66歳迄勤務することになりました。

私が望めば引き続き勤務することも可能でしたが、年寄が長く勤務するのも老害ですし(当時私が社内で最年長です)、妻の病気(関節リウマチ)が悪化してきたこともあり、無理を言って退職させてもらいました。

思い描いていた青写真とは違ったが

リタイア前に私が描いていたリタイア後の青写真は、まだ妻が多少歩けたこともあり

〇妻とクルーズ旅行に行く

〇妻と一緒に旅行や外食を楽しむ

〇一人旅をする

〇大学の社会人講座を受講する(天文学、古代史)

〇実家に頻繁に帰省し、母の面倒をみる

といったものでした。

現実にはコロナ禍と、車いす生活になった妻の介護のために、思い描いた生活とは程遠い状況です。

妻の介護が生活のベースになっており、1回の外出時間は1時間以内にとどめています。もちろん遠出はできません。車も売ってしまいました。

今の生活もまた楽し

アクティブに動き回ることはできなくなりましたが、今の生活がつらいかというと、全くそんなことはありません。

毎日ほぼ同じような生活パターンで暮らしていますが、意外に自分にはこの生活が合っているような気がします。

自由気ままに動くことはできませんが、最低限自分のやるべきこと(妻の介護や家事など)はこなしていますので、毎日のんびりと生活していても罪悪感はありません。

何と言ってもストレスがほとんどありません。もちろん妻の病状等心配事がない訳ではありませんが、仕事をしていた時と比べるとストレスは格段に減りました。

時間に追われることもなくなりました。

起床就寝や食事の時刻は決まっていますが、強制されている訳ではありません。生活のリズムを大切にしています。

ゆっくりと時間をかけて食事ができるようになりました。働いていた時と比べると、2~3倍の時間をかけています。後のスケジュールを気にする必要がないので、純粋に食事を楽しめます。食事自体が1日の貴重な楽しみです。

おかげでお腹の調子がかなり良くなりました。働いていた時は下痢に苦しめられましたが、今は快食快便です。

できることには限りがありますが、やれる範囲で工夫しながら、ゆっくりと今の生活を楽しんでいければと考える今日この頃です。



 

 

母は老人ホームで慎ましく生活中

1年で7万円使った

2年前母が老人ホームに入居する際、10万円を預け金として老人ホームに渡しました。

医療費や薬代を払ったり、日用品を買ったりする時は、預り金から支出します。

母が介護付老人ホームでかかる月額費用のうち

利用料         129,000円(部屋代、食費)

介護保険費用             24,834円(日数により増減あり、介護保険で賄われる費用の自己負担分)

は、口座振替で引き落とされます。

それ以外が預かり金から支払われることになっていました。

預り金は使う度に減っていきますから、適宜補充が必要です。

1年以上補充していなかったので、先日母を老人ホームに見舞った際、5万円を預り金の補充分として渡してきました。

その際、預り金の動きを記録したノートの写しを貰ってきました。

それがこちらです。(少々見にくくて申し訳ありません)

前回5万円を預けたのが昨年の3月11日、それから今月6日に5万円預ける迄の動きが出ています。

昨年3月に5万円預けた時の残高が115,343円、それが先月末には45,057円に減っていました。

1年1か月で70,286円使ったことになります。

内訳を調べてみると

訪問診療費          13,938円(昨年9月以降は口座振替に変更)

その他医療費         2,070円

薬代                       27,945円

日用品購入等         26,333円

ということになります。

日用品等の内訳の主なものは

補聴器の交換用電池         8,800円

紙おむつ                            4,461円

宅急便代(2回)               2,610円

といったところです。

毛糸や脳トレ本も買っているようですが、私が老人ホームを訪問する際に買って持っていくようにしています。

医療関係の費用を別にすれば、母はほとんどお金を使うことなく、つつましく老人ホームで暮らしているようです。

預り金の残高は現時点で95,057円ですが、今は訪問診療の費用が口座振替に変わったこともあり、向こう1年間はこれで十分賄えそうです。

トータルの費用は月15万円程度

なお、介護費用(介護保険適用分)及び医療費(薬代を含む、国保適用分)の額は高額医療費・高額介護合算制度により自己負担額の上限が定められています。

国民健康保険で受けられる給付/浜松市 (city.hamamatsu.shizuoka.jp)

母のの場合は年間上限が19万円(月にならすと15,834円)になります。

よって母が1か月に必要な費用は

129,000円(老人ホーム利用料)+15,834円(医療介護費用)+2,200円(日用品代等の平均)=147,034円

くらいになります。

家計調査の高齢単身世帯の平均支出額が149,000円となっていますので、それと同じような額で介護付き老人ホームで母の面倒をみてもらえるのは、ありがたいことだと思っています。