ヘビだけは存在を認めません
私は1953年の巳年生まれです。
干支はヘビということになります。
ところが、小さい頃からヘビが苦手で怖くてしかたがありあせん。
田舎育ちですから、ヘビは身近な存在です。
ヤマカガシやアオダイショウは頻繁に見かけました。
一緒に遊んでいた子の中にはヘビを捕まえるのが得意な子もいました。
でも私はダメなのです。
大きな口とそこから出る舌、嚙まれたらと思うとゾクっとします。
足もないのに、体をニョキニョキさせて歩く姿も大嫌いです。
もっとも私はヘビに嚙まれたことはありません。
本能的にすぐ逃げることにしてますので。
小さなヘビでも見ればすぐ逃げます。
怖いですから・・・
夜道に縄にようなものが落ちていただけでも体中にアドレナリンが満ちてきます。
小走りにすぐ立ち去ることにしています。
最も恐ろしい体験は子供の頃近くの川で魚釣りをしていた時、
ヘビが川を泳いで私に近付いてきたのです。
ヘビは結構早く川を泳ぎます。
脇目もふらず一目散に逃げ出しました。
はた目から見ればお笑い種でしょうが、本人は真剣なのです。
テレビにもヘビがでてくると思わず目を背けます。
とにかく理屈抜きに苦手なのです。
ヤマカガシは毒ヘビだった
さて、小さい頃からよく目にしていたヤマカガシというヘビ、
昔は毒を持っていない(毒ヘビではない)と言われていました。
だからヤマカガシをみて怖がるのは私くらいのものです。
ところが、私が大人になった頃、実は毒ヘビであることが確認されました。
私がヤマカガシを見て怖がるのは本能的には正しかったのです。
まあ私にとっては毒があろうとなかろうと、怖いことに変わりはありませんが・・・
今は実家に帰ってもヘビに出会うことはほとんどありません。
水田が減りヘビの好物のカエルが少なったことが影響しているかもしれません。
まして私が住んでいる名古屋市内では10年以上ヘビを見たことはありません。
苦手を見かけなくなってさみしくはないか⁇
とんでもない!
70歳近くなった今でも、ヘビの存在を認めることはできません。
一生苦手で怖い存在なのです。