訪問医から身体障害者診断書意見書を受け取った
妻の身体障害者手帳(現在3級)の等級アップについては、2か月前のブログに書きました。
身体障害者手帳の等級アップ - リタイアおじさんのシニアライフ (hatenablog.com)
診断書の作成がポイントですが、訪問医の先生にお願いしたところ快く引き受けてくださいました。
診断の実施は11月10日(金)です。(毎月第2、4金曜日が訪問診断日)
先生は道具持参でおいでになりました。
診断の時間は30分ほどです。
この日はインフルエンザの予防接種もあり結構忙しい日でした。(接種は看護師さんがしてくれました。)
それから2週間後の定例診断日である11月26日に先生が診断書を持参してくれました。
その診断書がこちらです。
肉筆でいっぱい書き込まれています。
見にくいかもしれませんので、ポイント部分を書き出すと
障害名
両上肢、両下肢体幹機能障害
経過・現象
1994年1月から症状あり、同年8月に関節リウマチと診断された。通院治療も関節破壊は進行し、ADL機能も低下してきていた。2021年7月8日に転倒しさらにADL低下。さらには神経因性膀胱も出現し、膀胱留置カテーテル挿入管理となった。現在当クリニックで訪問診療を行っているが、ほぼベッド上の生活となっている。
総合所見
関節リウマチによる症状のため、体幹機能障害により起立することも困難である。加えて両上肢ともに握る、ひっぱる、物を持ち上げる、運ぶ、投げる、押す、引っ張る等に著しい障害を認めている。
そして、身体障害者福祉法第15条第3項の意見は
障害1級に相当するとの意見です。
妻が厳しい状況にあることを再認識
もちろんこれは医師の意見であり、これから名古屋市に申請して結論が出ることになります。
私は障害等級表からみて、2級に該当するのかなと思っていました。
医師の見解は従来の両下肢3級に加え、体幹2級と両上肢3級が加わって1級相当としています。
手帳の等級アップのために診断書をお願いしているので、2級以上の判定が必要ですが、1級相当となると考えさせられるものがあります。
そういえば、介護等級申請の際も要介護3くらいかなと思っていたのに、判定は要介護5でした。
厳しい判定をされるということはそれだけ妻の状態が悪いということであり、嬉しいことではありません。
ただ、動作・活動欄の判定を見ると、自立(自分でできる)に一つも〇がついていません。
全ての項目が全介助か半介助なのですから、この判定も当然なのかもしれません。
妻の場合は自分で歩けないだけでなく、腕や手の指も思うように使えません。
それを端的に示すのが握力です。(前の写真の握力計で計測しました。)
わずか500gしかありません。
70台後半の女性でも22kgはあります。
今は現状を認識し、少しでもできることを増やしていくしかありません。
今日はこの診断書を持参して区役所に障害等級変更の手続きに行きます。
すんなり受け付けてくれるとよいのですが・・・