妻の介護費用は年40万円
昨日は訪問医に始まり訪問看護師、ケアマネージャーが我が家を訪れ、さながら介護デーでした。
一昨年秋から妻は訪問診療、訪問看護、デイサービスのお世話になっています。そのお陰もあって、妻は小康状態を保っており、それなりに元気に暮らしています。
この1年間(昨年4月~今年3月)の妻の介護費用がこちらです。
訪問看護 125,613円
訪問診療 28,052円
デイサービス 121,674円
介護用品レンタル 44,520円(介護用ベッド、車いす等)
ショートステイ 20,485円(3日間の利用です)
通院費 45,640円(大学病院へのタクシー代)
紙おむつ 13,057円
以上合わせて年間399,401円(月平均33,283円)となります。
介護保険サービスについては妻の自己負担は1割です。
一方、医療保険については妻は身体障害者手帳1級を保持しているため、自己負担はありません。(名古屋市では身体障害者手帳3級以上は医療費の自己負担分を市が負担してくれます。)
妻は関節リウマチの治療で高額な薬を服用している他、訪問診療も受けているため、この制度に大いに助けられています。
欠かせない訪問看護とリハビリ
訪問看護は週2回の看護師の訪問と週1回の理学療法士の訪問を受けています。
訪問看護はシャワー浴に多くの時間が割かれています。訪問介護でも同じようなサービス内容になると思いますが、妻は膀胱留置カテーテルを装着しているため交換作業は看護師でないとできません。また体調に問題があると訪問医の先生に連絡して対応してくれるのも訪問看護のメリットです。
理学療法士はリハビリをしてくれます。妻の身体機能が劇的に改善することは厳しい状況ですが、車いす生活で体を動かす機会が限られるので、リハビリは身体機能を維持するうえで欠かせません。
費用は合わせて月1万円くらいですが、欠かせない介護サービスです。
いざという時に役立つ訪問診療
訪問診療は月2回訪問医の診察を受けています。
妻の場合は診療費の自己負担がないため、あまり費用はかからず助かっています。
通常は介護保険の医療連携費月596円かかるだけですが、上記の年間費用には診断書の作成費用(医療保険の適用外)が含まれています。
看護師さんと一緒に来訪しますが、普段の診察は10分程度で、関節リウマチ以外の薬を処方してもらっています。コロナ等の予防接種も自宅で受けられ助かっています。
昨年妻がコロナに罹患した際は緊急に訪問してもらって治療薬を処方してもらうなど、いざという時にはなくてはならない存在です。
介助者の息抜きにもなるデイサービス
妻はデイサービスに週1回行っています。
通い始めて1年半くらいになり、一緒にサービスを受ける人たちとも顔なじみになってきたようです。内容は入浴、食事、リハビリ、レクリエーション等です。
何と言っても入浴(機械浴)で湯舟に浸かれるのが一番の楽しみのようです。(訪問看護はシャワー浴です)
食事もそれなりに楽しみにしているようで、メニュー表をよく見ています。
デイサービスの間は私も介護から解放されるので、自分にとってもリフレッシュできる貴重な時間です。できれば週2回行ってくれると私も助かるのですが、80歳以上の高齢者が多い中で妻も気苦労がありそうなので、しばらくは週1回のペースが続きそうです。
介助者の負担はあるが
この他の費用も含め年間40万円の費用がかかっていますが、要介護4の人を介護している割には費用は比較的抑えられていると思っています。
妻の介護保険の支給限度は月30,938単位ですが、使っているのは2万単位を下回っており、まだ1万単位くらい余裕があります。ただ現状ではこれ以上介護保険サービスを増やすつもりはありません。
その分介助者である私自身に介護の負担がかかってきます。
幸いまだ体力的には余裕があるので、それ程負担は感じていません。
ただ介護のための拘束時間が長いのがつらいところです。
何かよい方法はないかな?