リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

にほんブログ村 シニア日記ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村 よろしければ上記バナーのクリックをお願いします

友達がいない生活が続くけど・・・

リタイアすると友達がいなくなる

リタイアすると友達がほとんどいなくなるようです。

60代で定年後 友達がいない人はけっこういる (nshight.net)

職場関係の友達(本人が友達と思い込んでいるだけかもしれませんが)は、会社を辞めれば会う機会もなく、会う必要も無くなります。

友達とはいえ、連絡がなくなってしまうとよっぽど深い付き合いをしていた場合でない限り、付き合いが途切れてしまうのが普通のようです。

このため60代を過ぎて新たな友達づくりを考える方もいるようです。

ただ趣味などを通じて友達ができれればいいですが、なかなか難しい面もあるようです。

こちらの記事のタイトルは「友達は妻だけオジサン中高年男の超残念な現実」ですが、本当に友達がいないのは残念な現実なのでしょうか。

「友達は妻だけオジサン」中高年男の超残念な現実 なぜ皆、口を揃えて「めんどくさい」と言うのか | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)

これに対してこちらの記事では、孤独を快適に生き、友達をつくるより会話の数を増やすことが大切だと書いてあります。

「友達がいない」と嘆く高齢者に必要なのは、友達ではない|荒川和久/独身研究家・コラムニスト (nikkei.com)

私もこちらの意見に共感しています。友達が妻だけでも会話ができます。それで十分ではないでしょうか。

趣味などを通じて友達ができるたのなら素晴らしいことですが、それは結果論であって無理をしてまで友達をつくる必要があるとは思えません。

相談する相手をつくっておくべきとの意見もありますが、友達から適切なアドバイスがもらえるのは稀なような気がします。愚痴をこぼすことで気晴らしになることはあるかもしれませんが、問題の解決になるとは思えません。

もう友達はできないけど

私は元々あまり親友と呼べる人がいません。

学生時代や銀行員の頃に親しくしていた人はいますが、大半はその場限りの付き合いです。

銀行時代は転勤が多く、付き合いもその店限りというのが大半でした。友達というよりは先輩と後輩、上司と部下という付き合いが多かったような気がします。

大学の友人とはコロナ前までは、定期的に会う場を設けており、付き合いが続いていましたが、今後は難しそうです。

銀行の方はOB会の地区幹事をしていますので、毎年会合と称する飲み会で顔を合わせています。ただ、それだけの付き合いで、それ以上のことはありません。

これからはというと妻の介護があり、外出すらままなりません。新たな友達ができることはありません。まして友達づきあいなどできるはずもありません。

ただそれで寂しいかと言われると、全くそんなことはありません。

毎日妻と話をしますし、休日には娘たちが家に来て会話が弾みます。

訪問看護師や理学療法士、訪問医やケアマネさんなども定期的に訪問してくれ、話し相手になります。

妻の介護で悩みがあれば彼らに聞けば丁寧に答えてくれます。

また相続や年金等については自分で調べれば、ある程度のことは解決できます。

本当に困ったことがあれば弁護士や税理士に知り合いがいるので、いざとなったら相談にいくこともできます。

こうしたことを考えると、友達が必要な理由は全くありません。

また私の拙いブログにも毎日200件くらいのアクセスがあり、はてなスターを付けていただいたりコメントをいただいたりしています。顔を合わせなくとも、多くの方と繋がっており、孤立している気は全くしません。

制約の多い不自由な生活ではありますが、自分なりに楽しみを見つけながら老後を生きていければよいと思っています。