今度は老人ホームから電話が・・・
前回、老人ホームから大きな封筒が届いたことをお話ししました。
すると昨日、今度は老人ホームの施設長から突然電話がかかってきました。
数日前から母が体に痛みを訴えていたため、昨日整形外科に連れていったとのことです。
母は老人ホームの職員さんに対し自分は脳梗塞ではないかという話をしていたようです。(根拠は不明ですが本で読んだのかもしれません)
とりあえずカロナールを服用して痛みを抑えていたようです。(たまたまですが、妻も関節リウマチの痛みを抑えるために最近カロナールを服用しています。)
骨粗鬆症で骨折しているとの診断が・・・
成形外科の診断結果は骨粗鬆症による骨折とのことです。
「骨粗鬆症(骨粗しょう症)」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる (joa.or.jp)
上記サイトによると、「骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です」と書いてあります。
母は今月で93歳になります。骨粗鬆症になったのは年齢も影響しているような気がします。
昨日の電話ではどの部位を骨折したかまではきちんと聞けていません。
骨粗しょう症とは/骨粗しょう症(骨粗鬆症)ホームページ (iihone.jp)
上記サイトでは骨粗しょう症により骨折しやすい部位は、背骨(脊椎椎体)、脚の付け根(大腿骨近位部)、手首(橈骨:とうこつ)、腕の付け根(上腕骨)などのようです。
母の骨折の原因は分かりませんが、転倒した訳ではないようです。骨粗鬆症により骨がもろくなると、つまずいて手や肘をついた、くしゃみをしたなどのわずかな衝撃で骨折してしまうことがあるようなので、母もちょっとしたことで骨折してしまったのかもしれません。
成形外科では薬が処方され、痛みも少し和らいできたようです。
施設長からの連絡に続いて母も電話に出ました。
声を聴く限りでは、気持ちは元気そうです。
これからは車いすで生活することが多くなりそうですので、介護してくれる人の言うことをよく聞いて、無理をしないようにと伝えておきました。
介護付き老人ホームに入居していたのが不幸中の幸い
骨粗鬆症はがんや脳卒中、心筋梗塞のように直接的に生命をおびやかす病気ではありませんが、骨粗しょう症による骨折から、介護が必要になってしまう人も少なくないようです。
一人暮らしで転倒してしまうと発見が遅れて大事に至ることも多いようです。
母の場合は2年前から老人ホームに入居していたので早期に痛みを訴え、大事に至る前に病院の診断を受けることができました。もし実家での一人暮らしが続いていたら、転倒した場合、発見が遅れて重症化し長期入院となる可能性が高かったと思います。
早めに老人ホームに入ってくれてよかったと思います。
今後については骨折の状況がよく分かりませんので何とも言えませんが、転倒リスクを考えれば車いす中心の生活になると思われます。トイレについてはポータブルトイレを使って用を足せるようなので、都度職員さんを呼ぶ必要はないとのことでした。
母の入居している老人ホームは介護付き老人ホームなので24時間体制で介護をしてもらえます。サービス付き高齢者住宅や住宅型有料老人ホームでは個別に業者と契約する必要があり限界があります。
介護付きを選んでよかったと思っています。
1年前は母が実家に戻りたいと言い出したこともありなだめるのが大変でしたが、もう実家には戻れません。本人も老人ホームのありがたみを身に染みて感じていると思います。