食品ロスを減らさないと・・・
先日、冷蔵庫や食品棚を整理した際、賞味期限切れの食品が結構見つかり、まとめて処理することになりました。
食用油などは簡単には捨てられず、処理に手間がかかりました。
これでもう食品ロスはなくなるかというと、そう簡単にはいきません。
冷蔵庫内にある食品は毎日賞味期限をチェックしていますが、まだ余裕があると気を緩めていると、あっという間に賞味期限が到来してしまいます。夕食のメニューはその日が賞味期限の品を使うということも頻繁にあります。
野菜などは賞味期限が表示されていないので、放っておいて腐らすこともしばしばです。
ちなみに農林水産省の資料によると、家庭で発生する食品ロスの量(本来食べられるのに捨てられてしまう食品の量)は年間244万t、国民一人当たり1日114gを捨てていることになるようです。
我が家でも似たような量の食品ロスを出している可能性は十分あります。
食品ロスを削減するには
上記農林水産省のサイトには家庭での食品ロス対策も提示されています。(下記PDFの5ページ目)
promote_200331_0001.pdf (caa.go.jp)
参考になるので、抜き出してみました。⇒は我が家の状況です。
① 買物の際
・事前に家にある食材をチェックし、期限表示を理解の上、使用時期を考慮し(手前取り、見切り品等の活用)、使い切れる分だけ購入する。
⇒賞味期限の長い方を買っており、すぐ使うのなら手前から取るように心がけないといけません。見切り品は安く買えるので重宝しています。使い切れる分だけ購入するという思いはありますが、安いものを見つけるとついつい買ってしまうこともままあります。
・欠品を許容する意識を持つ。
⇒気にしていません。
② 食品の保存の際
・食材に応じた適切な保存を行うとともに、冷蔵庫内の在庫管理を定期的に行い、食材を使い切るようにする。
⇒冷蔵庫内を時々チェックして期限内に食べきるよう心掛けていますが、それでも捨てるものが発生しています。
・賞味期限を過ぎた食品であっても、必ずしもすぐに食べられなくなるわけではないため、それぞれの食品が食べられるかどうかについては、個別に判断を行う。
⇒ネットで調べていますが、さすがに期限が切れても大丈夫と書いてあることは稀なので、結局捨てざるをえないことが大半です。
③ 調理の際
・余った食材を活用した「一汁一菜」なども含め、家にある食材を計画的に使い切るほか、食材の食べられる部分はできる限り無駄にしないようにする。
⇒そこまでする料理の腕がありません。料理しやすい食材を買うのが一番のような気がします。
・食卓に上げる食事は食べきれる量とし、食べ残しを減らすとともに、食べきれなかったものについてリメイク等の工夫をする。
⇒食べきれない分はタッパーに入れて冷蔵保存し、翌日食べきるようにしています。リメイクの腕はありません。
④ 外食の際
・食べきれる量を注文し、提供された料理を食べきるようにし、宴会時においては、最初と最後に料理を楽しむ時間を設け、おいしい食べきりを呼び掛ける「3010運動」等を実践する。
⇒妻の食べ残しは私が食べるようにしています。妻の食欲も戻ってきていますので、私の負担も軽くなりました。
・料理が残ってしまった場合には、外食事業者の説明をよく聞いた上で、自己責任の範囲で持ち帰る
⇒料理を残さないよう心掛けています。
こうしてみると、まだまだ徹底されていないことが残っています。
ムダな買い物をしないのが一番
我が家は昨年夏に4人家族が夫婦二人暮らしになりましたが、買い物をする際は4人家族の感覚が抜けず、つい多めに買ってしまいます。
また買い物によく行くため、食品の値段は熟知しており、安く売られていると衝動的に買ってしまうこともあります。
こうしたことが食品ロスに繋がっていることは否めません。
食品ロスを防ぐためにはムダな買い物をしないことです。
スーパーが家の近くにあるのですから買いだめの必要はなく、原則その日に必要なものをその日に買うのが一番です。
二人分だけですので、少ない量で十分です。
そうすれば冷蔵庫の中もスッキリし、賞味期限切れの管理もしやすくなります。
ちなみに、数日前の買物金額はわずか200円。あまりに少なくてレジでちょっと恥ずかしいところもありますが、店員さんとも顔見知り(毎日のように行っています)なので気にしません。
ムダなものは買わないのが一番です。