外食費が突出しているが
本日は我が家の昨年の食費の中身をまとめてみました。
比較したのは家計調査(2023年速報)の高齢者世帯(世帯主が65歳以上の無職世帯)の平均です。下表がその結果です。(月平均、単位:円)
我が家の食費は家計調査の高齢者世帯(65歳以上の無職世帯)と比べ、8,422円ほど多くなっています。
これは外食費が高齢者世帯平均と比べ27,002円も上回っているためです。
我が家の外食費が多いのは妻が車いす生活で外出が制限されるため、身近な楽しみが外食しかないということに起因しています。我が家の外食費の位置づけは娯楽費に近い支出という感じです。
外食費を除く食費で比較すると我が家の方が18,580円少なくなります。
外食を除けば比較的つつましい食生活です。
調理食品と乳卵だけが世間並み
外食費を除く食費の内訳を比較したのが下のグラフです。
我が家が高齢者世帯平均を上回っているのは調理食品と乳卵だけです。
上回っているといってもごく少額で、目立って多い訳ではありません。
調理食品は重宝しています。私のレパートリーが少ないこともありますが、揚げ物は作らない(油を無駄に多く使うため)ことにしているのでフライ類は専らスーパーに頼っています。値下がりが始まる夕方スーパーを覗いて、安い物があればその日のおかずにすることもしばしばです。僅か二人分のためにいつも時間をかけて調理するより、出来合いを買った方が手間も省け、場合によっては安く済みます。我が家の場合は更に私の料理の腕を補ってくれます。もっとも総菜は調理食品の半分くらいで、残る半分はケンタッキーやハンバーガー、弁当類で娘たちが家にいる時に買ってきています。
乳卵はヨーグルトが4割以上を占めています。毎朝4連ヨーグルトを私と妻で1ポットづつ食べています。残り6割弱は卵と牛乳にマーガリンといったところです。卵は毎週1パック(10個入り)、牛乳も毎週1パックを買っています。
主要食材の購入は少な目
肉、野菜、魚といった主要食材は軒並み高齢者世帯の平均を下回っています。
これは妻の噛む力や握力、指の力が衰えていることに起因しています。
箸やナイフは使えず、軽いフォークとスプーンで食事をしています。
硬いものは噛みきれませんし、魚の骨を取り除いて食べることもできません。
肉は比較的高齢者平均に近い支出がありますが、4割以上は妻が食べやすいハム、ソーセージ、チャーシューといった肉加工品で占められています。純粋な肉では比較的食べやすい挽肉や豚コマ、鶏肉を買っています。豚コマでも細かく切らないと妻は食べるのに苦労しています。
魚は高齢者平均と比べてはるかに少ない支出しかありません。骨のない魚となると鮭やブリの切り身くらいしかありません。購入額の多くは練り製品や刺身類です。
野菜は肉や魚に比べれば妻が食べられないものは少ないですが、支出額は高齢者平均をかなり下回っています。これは定番の安い野菜(キャベツ、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、ブロッコリー、ほうれん草、きゅうり等)しか買っていないことに起因していると思われます。その他の野菜を買っても料理する腕がありません。
その他の食材も支出は少なく
その他の食材も高齢者平均より支出額はかなり少なくなっています。
飲料や油脂調味料は半分以下です。
飲料についてはペットボトルを買わないのが大きいと思います。買っているのはインスタントのコーヒーとカフェオレ、紅茶、スキムミルク(妻が健康のため毎朝飲んでいる)といったところです。日中は妻はお湯、私は麦茶を飲んでいますので安上がりです。
油脂調味料で買っているのはサラダ油と麺つゆ、だしつゆくらいです。砂糖、塩、酢などはそんなに多くは使わないので、買うのは1年に1回くらいです。
食費については食材費は無駄なものを買わずに節約し、その分を外食に向ける(基調な娯楽です)というのが我が家のスタイルというところでしょうか。
さて、こちらが昨日の夕食の食材。午後6時前くらいにスーパーに行き値引き品を買ってきました。3品合わせて494円(税込み)。これに一昨日作った野菜の煮物をレンジでチンして終了です。手間もお金もあまりかけていませんが、これで十分です。