リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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我が家の支出2023

昨年の支出は月平均29万円

昨年1年間の我が家の支出を纏めてみました。

今日は概要について触れ、細かい話は今後書いていきたいと思います。

我が家の昨年の総支出額は月平均で289千円でした。我が家では家計費の大半は私の財布から支出していますが、外食費等一部妻が払っているものもあり、これも含めた金額です。相続した実家の維持費等もこの中に入っています。

これを総務省が発表している家計調査(2022年)の世帯主が65歳以上の無職世帯の平均と比較したのが下記の表です。(単位;円)

我が家の支出額は家計調査より1万円ほど多くなっています。

ただ非消費支出(税金、社会保険料)と保険料を除いた消費支出でみると、我が家は236千円、家計調査は279千円と差はありません。

ちなみに非消費支出が家計調査より1万円多くなっているのは実家の固定資産税を払っているためです。

我が家の消費パターンは?

我が家の支出のうち、食費、医療費(介護費用を含む)、日用品費の上位3項目の合計だけで支出合計の半分を超えています(51%)。

項目別の支出額を比較したのが下のグラフです。

家計調査の高齢者世帯(65歳以上の無職世帯)とは中身がかなり違うことが分かります。特に上位3項目は我が家が家計調査を大幅に上回っています。

食費は我が家の方が14千円ほど多くなっています。これは我が家の外食費が33千円もあり、家計調査の外食費(5千円)を大きく上回っているためです。妻が車いす生活のため娯楽が限られ、食べる事が大きな楽しみとなっています。特に娘とともに食べる外食は妻の貴重な娯楽でもあります。このため外食費の半分以上を妻が負担しています。

我が家の健康医療費は家計調査の倍以上の33千円も払っています。この8割以上が妻の介護費用(訪問看護、デイサービス、訪問診療、介護用品レンタル)です。それでも妻の医療費が名古屋市の助成で無料になっていることに助けられており、これがなければ健康医療費は50千円くらいになってしまいます。

日用品も家計調査を18千円上回る29千円(年間では346千円)を支出しました。これは耐久消費財の購入によるものです。主な購入品は電動アシスト自転車(91千円)、エアウィーブ敷マットレス(62千円)、ブルーレイレコーダー(49千円)、折り畳みベッド(17千円)といったところです。

一方、趣味娯楽費や交際費は家計調査を大幅に下回っています。妻は車いす生活、私も妻の介護があるので、外に出ていろいろ楽しむことはほとんどできません。このため使うお金も少なくて済んでいます。近場での外食が精一杯の楽しみというところでしょうか。我が家の外食費は趣味娯楽費の範疇に入るものかもしれません。なお交際費はその8割近くが長男の結婚式で使った費用で(旅費、宿泊代等)、これ以外となるとごく少額の支出しかありません。

この他、交通費は一昨年車を売却したことにより自動車関係の費用(駐車場代、保険料等)がないことで出費が少なくなっています。タクシーはあまり使いません。外食は車いすを押して歩いていけるところを多く利用しています。

通信費が少ないのは格安SIMを利用しているうえ友人等に電話することもないので、電話料が安く抑えられているためです。子供や兄弟への連絡はLINEです。

実家売却が家計費削減の近道だが・・・

我が家の支出をみると、今後減らせる費用はあまりありません。

上位3項目(食費、医療費、日用品費)以外は支出自体が少ないので減らす余地はほとんどありません。

上位3項目でも医療費は減らせませんし、減らすとすれば外食費と耐久消費財ということになります。ただ介護中心の生活で楽しみが少ないので、これを積極的に減らす気持ちにはなりません。

そうなると狙いは実家の維持費用ということになります。

昨年の実家の維持費用(固定資産税、電気・ガス代・NHK、消毒費用等)は月平均19,400円になります。

実家を売却できれば、こうした費用はかかりません。

実家売却については動き出したばかりですが、その後銀行からは何の連絡もありません。

koichi68.hatenablog.com

時間がかかることは覚悟していますが、毎月2万円近くのお金がかかっているとなると、早く売れることを期待せずにはいられません。