リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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我が家の1年間の家計費

家計支出は月26万円

昨年5月から年金の繰下げ受給を開始したのに伴い、家計の収支を管理するために家計簿を付け始めました。

丁度1年分のデータが揃ったので、我が家の1年間の家計費を纏めてみました。

我が家の1年間(2022年5月~2023年4月)の家計支出額は316万円(月平均26万円)でした。

うち消費支出が月平均22万円、非消費支出(税金、社会保険料)と保険料が月平均4万円となります。

内訳を示したのが下の円グラグです。(金額は月平均)

上位3項目(食費、保健医療費、水道光熱費)で全体の5割を上回っています。(54%)

我が家の特殊事情としては、妻の介護費用がかかること(年間40万円)

 

koichi68.hatenablog.com

及び、相続した実家の管理費用がかかることがあります。(年間24万円)

 

koichi68.hatenablog.com

両方合わせると年間64万円(月平均5万3千円)となります。家計支出総額の2割にもなり、結構な負担です。

母も老人ホームに入居していますが、こちらの費用は母の預金から支払っています。老人ホームへの面会費用(交通費、おみやげ等)は私の負担です。

なお、妻が払っている分(外食費の一部、被服費等)及び娘の払っている分(通勤時の昼食代、被服費等で私は把握していない)については家計費には含めていません。

家計調査と比べると

では我が家の家計費は世間と比べてどうなのでしょうか。

そこで家計調査の2022年速報の中の「世帯主が無職で世帯人員が3人」の世帯の支出と比べてみました。我が家は4人世帯ですが、把握していない支出もあるので3人世帯と比較することにしました。なお家計調査では保険料は支出としていませんが、比較のために保険料も支出に加えています。

その結果がこちらです。(数字は月平均、円)

実支出額では月5万円弱、消費支出では月4万円弱家計調査を下回っています。

内訳をグラフで比較すると

保険医療費、水道光熱費、住居費、家具家事用品、保険料が家計調査の数字を上回っています。

その理由を探ると

保健医療費は妻の介護費用(月平均3万3千円)がある他、私の鼠径ヘルニアの手術で検査料も含め48,240円(月にならすと4千円)かかったことも影響しています。

水道光熱費は実家分の負担(月平均4,413円)が響いています。これを除くと月25,482円となり家計調査の数字を下回ることになります。

住居費は次女と部屋を交換した際の費用(2万円弱)が影響しています。通常の支出はマンションの管理費用(積立金を含む)月17,931円だけで、家計調査とあまり変わりません。

家具についてはテレビ(53,570円)や録画用ハードディスク(2台で24,975円)を購入したことが影響しています。

保険料は地震保険(5年分40,760円)を一括支払したのが影響しています。

娯楽にはあまりお金を使わず(使えず)

一方、家計調査を大きく下回っているのは交通通信費や教養娯楽費、その他支出です。

交通通信費は昨年マイカーを売却したことにより車の維持費が減ったことが効いています。車の代わりにタクシーを利用しましたが、タクシー代は月7千円程度です。

家計調査のその他の費用は雑費や交際費などですが、あいまいな費用です。教養娯楽費と同じように個人の楽しみに使った費用ということになろうかと思います。

私の場合、その他費用の3分の2は亡父の3年祭の費用(53,000円~月にならすと4,400円)が占めています。教養娯楽費も新聞代とNHK受信料のウェイトが大きくなっています。お楽しみの費用はあまりありません。

妻の介護のため行動範囲と時間が大きく制限されることから、我が家では娯楽にお金を使う場面があまりありません。これが我が家の家計支出が家計調査を下回る最大の要因となっています。

我が家の最大の娯楽は外食(食費に含まれる)で、月平均18,779円も使っており、家計調査の6,241円を大きく上回っています。

それ以外の楽しみは室内でできることが大半なので、前述のテレビや録画用ハードディスクの購入はそのための投資です。

娯楽にはあまりお金をかけていませんが、できる範囲で生活をエンジョイしているので、特に不満はありません。