遂に4000ml超え!
昨日、妻が排尿量の自己記録を更新しました。
1日の排尿量が4000mlの大台を超え、4,100mlに到達したのです。
ちなみに従来の記録は今年の1月17日に記録した3,900mlでした。
こんなことを書いても、多くの方はピンとこないと思います。
そもそも排尿量を計っている方はほとんどおられないと思います。
私自身も自分の排尿量など気にしたことはありません。
排尿量を調べるのは簡単ではありません。妻の排尿量が計れるのは膀胱留置カテーテルについている尿バッグに計量目盛が印刷されているからです。
妻は2021年8月の終わり頃から膀胱留置カテーテルを装着するようになりました。排尿機能に障害があるためです。
その年の9月上旬に訪問看護が始まると、看護師さんから水分補給をしっかりするよう指導され、排尿量を記録するように指示されました。
今でも訪問看護師さんから排尿量について問われています。
デイサービスでも水分補給が指導されており、デイサービスで捨てた尿の量については連絡帳に記録されています。
妻の尿バッグは朝食後と夕食後にトイレに行った際に捨てています。その際に量を確認し、エクセルに記録しています。
排尿量が多いことに問題は?
下のグラフは妻の排尿量を計り始めた時から現在に至る迄の排尿量の推移を示したものです。
妻の排尿量を計り始めた当初の頃は1日当たりの排尿量は1000mlもありませんでした。
それが今では2000ml超えは普通、3000mlを超えることも珍しくはありません。
こちらのサイトによると成人の1日当たりの排尿量は1,000~2,000mlとされています。
尿量 | 看護師の用語辞典 | 看護roo![カンゴルー] (kango-roo.com)
排尿量が2,500mlを超えると多尿とされるようです。糖尿病、尿崩症、水中毒、急性腎不全利尿期、慢性腎不全多尿期などでみられるようです。
妻の場合、ここ2年ほどは多尿の状態です。ただ3カ月に1度大学病院で尿検査を受けており、一昨年の9月には泌尿器科で精密検査を受けてましたが今まで異常は発見されていません。上記の病気を心配する必要はないと考えています。
毎日たくさんのお湯を飲んでいるので・・・
妻の排尿量が多いのは水分摂取量の多さに起因しています。
妻が飲んでいるのは、もっぱらお湯(白湯)です。夏もお湯です。
妻のテーブルの上には常に保温ポットとカップを置いています。
保温ポットは300mlしか入りません。妻の握力は500g程度しかないため、これ以上容量のあるポットは使うのが不便です。
保温ポットには熱湯を入れてありますが、妻はこれをカップに入れ冷ましながら少しづつ飲んでいます。
ポットのお湯がなくなると、私におかわりの要請がきます。結構頻繁にお湯を入れており、1日10回程度は普通です。
300×10=3,000mlですから、それに見合う排尿量があっても不思議ではありません。
健康のためには水分の補給は必須です。
上記厚生労働省のサイトでは「体の中の水分が不足すると、熱中症、脳梗塞、心筋梗塞など、さまざまな健康障害のリスク要因となります。」として、「健康のため、こまめに水を飲みましょう。」と呼び掛けています。
特に白湯は効果があるようです。
白湯の効果【看護部より】|不妊治療は東京渋谷区のはらメディカルクリニック (haramedical.or.jp)
上記サイトでは白湯の効果として
①血液の循環がアップし、脂肪が燃焼されやすくなる
②内臓機能が活発になり、老廃物を排出しやすくする。
③尿量が増え、余分な水分を体から排出しやすくなる。
④内臓の疲労回復効果
が、あげられています。
妻はこのところ食欲増進が顕著で、しばらく前の食欲不振が嘘のようにたくさん食べられるようになりました。特にご飯が美味しいといっています。
さすがにお湯をたくさん飲んでも関節リウマチは改善しませんが、内臓の状態は大分よくなっているような気がします。
妻の場合は適量以上の水分補給ですが、それがよい方にでているようです。(期待を込めての部分もありますが。。。)
ただ排尿量が増えると困ることが・・・
今使っている尿バッグの最大目盛は2,000mlしかありません。
昨日はデイサービスでも捨ててもらえたので問題はありませんでしたが、また1日4,000mlを超える排尿量があると1日2回尿バッグを空にしただけでは間に合いません。妻の尿バッグを頻繁に観察し、早めに捨てないといけません。