先生は忙しそう
昨日、妻の付き添いで大学病院へ行ってきました。
膠原病内科と歯科口腔外科の定例診察ですが、メインはもちろん膠原病内科です。
膠原病内科はいつも午前11時~11時30分の時間帯での予約です。
現実にはこの時間帯で診察を受けられるのは稀で、1時間以上待たされて12時以降に診察してもらえるのが通常のパターンです。13時近くになることもあります。
昨日も待たされるのを覚悟して行きましたが、何やら順調に進んでいるようで・・・
11時15分頃に診察してもらえました。
いろいろ聞きたいことがあったので、しっくり相談できそうと思ったのですが・・・
主治医は何やら忙しそうです。じっくり話を聞いてくれるような雰囲気ではありません。
5分足らずで診察は終わってしまいました。
推測ですが先生は午後に予定が入っているようです。
先生の診療時間は9時~12時ですが、いつも押せ押せで最後は14時近くまで診察していました。
昨日は12時迄に診察を終わらせようと、急ピッチで予約の患者を診察していたようです。
掌の腫れや肩の痛みは石灰化が原因?
昨日一番聞きたかったのは妻の掌の腫れや肩の痛みの原因です。
私はてっきり関節リウマチが活性化したためと思っていました。
ところが、先生の答は
「関節リウマチが原因ではなく、石灰化の可能性が強いのではないか。加齢とともに石灰化は進む。」
というものでした。
先生曰く急に痛みがでたり腫れたりするのは石灰化の症状に多いとのことです。
ただ石灰化についてもう少し聞こうとしたのですが、先生はとりあってくれません。
忙しいようなので、やむをえません。そもそも石灰化は整形外科の範疇のようで、内科(膠原病)の先生にとっては畑違いになります。
やむなく家に帰ってからネットで石灰化について調べてみました。
まずこちらのサイトで見ると
石灰化とは?どうして痛む?/鵜野森グリーンハイツ整骨院・整体院 (p-kit.com)
石灰化とは関節にカルシウムが蓄積される状態です。私たちの体は骨に必要なカルシウム量を維持するために、腸からの吸収と、尿からの排泄でバランスをとっているのですが、尿から排泄しきれなかったカルシウムが、年齢とともに体の中(血管内膜や関節内の腱、靭帯)に蓄積してしまうようです。それだけでは何も起こりませんが、ごく些細な事をきっかけとして異物反応(体にとって邪魔なものを除去しようとする反応)が発生すると自己防衛機能でカルシウムを一挙に攻撃し、炎症による激痛が発生するというのです。
老化現象のようで、40代以降増えてくるようです。正式には「石灰沈着性腱板炎」と呼ぶようです。
「石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる (joa.or.jp)
肩の痛みが多いようですが、妻のように手関節や手指にも起こることもあるようです。
手関節石灰沈着性関節炎 - 大阪でばね指の手術・治療なら 医療法人 古東整形外科 (koto-orthopaedics.jp)
治療方法としては麻酔剤の注射や消炎鎮痛剤の内服があり、これで軽快するようです。
妻の場合は訪問医から処方されたカロナールを服用することで、痛みは収まり、腫れも引いてきました。
また腫れがでてきたら、カロナールが残っているので服用することで対処しようと思っています。膠原病内科の主治医もそれでいいとの話でした。
なお、高血圧についての話もしましたが、薬は処方せず様子を見ようということになりました。
また、ステロイド(プレドニゾロン)減らしのチャレンジも行わず、従来通りの量(1日4錠)を服用することとしました。
じっくり相談したかったのですが、先生がお忙しいようなのでやむをえません。
3か月後にまた定期診察がありますので、その際にいろいろ相談したいと思っています。
骨の石灰化の件については、とりあえず訪問医の先生に相談しながら対処することとし、来月末には大学病院の成形外科医の定期診察があるので、その時に聞いてみようと思います。