リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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実家解体と家財処分の費用

解体費用と処分費用は?

先般の不動産業者の話で実家売却の障害になっているのが離れや小屋の取り壊しと家財道具の処分です。これらの費用を差し引くと、売却できても手元にはお金はほとんど残りません。

koichi68.hatenablog.com

とはいえ、このまま売却せずにおいても空き家をいつまでも放置できず、いずれは取り壊しが必要になります。

まずは、建物の取り壊し費用と家財の処分費用がどのくらいかかるか調べてみました。

建物の取り壊し費用は坪4万円くらい

まずは建物の取り壊し費用です。

本屋が木造2階建てで床面積は152㎡(46坪)

離れも木造2階建てで床面積は83㎡(25坪)あります。

小屋は軽量鉄骨造りで面積は15坪程度と思われます。(実測していません)

左から本屋、離れ、小屋

こちらのサイトに空き家の解体費用がでています。

空き家の解体費用-NPO法人 空家・空地管理センター (akiya-akichi.or.jp)

空き家の解体費用相場は?補助金の活用や、解体リスクについて解説! (akisapo.jp)

上記のサイトの情報からみると解体費用は坪4万円くらいが相場のようです。

この坪単価で試算すると

本屋の解体費用は184万円、離れは100万円ということになります。

最大でも坪5万円くらいをみておけばよさそうなので、その場合は

本屋が230万円、離れが125万円となります。

次に小屋の解体費用です。

小屋の解体費用はこちらのサイトに出ています。

倉庫や小屋の解体の相場が知りたい!材質でも費用は変わる?安く抑える秘訣も紹介「イエウール土地活用」 (ieul.jp)

坪2万5千円くらいかかるとすると37万円くらいの解体費用が必要となります。

こちらは面積も不明なので、解体費用にはかなり幅がでてきそうです。

本屋、離れ、小屋全てを取り壊すとなれば321万円くらいかかることになります。(建物の解体費用を坪4万円として)

解体単価が想定より高くなれば総額4百万円近くになる可能性もあります。

家財の処分は50万円くらい?

続いて家財等の処分費用です。

こちらは自分で廃棄すればかなり安く済みます。

ただし私の住まいは実家と100kmくらい離れているうえ、妻の介護で外出すらままなりません。

しかも実家には家具だけでなく、農機具が残っています。

簡単に廃棄できる衣類等は弟妹の力を借りて処分しようと思いますが、多くは業者に依頼するしかありません。

相場を調べてみると

空き家の家財道具はどう処分する?空き家の家財処分の流れと費用相場|空き家の管理会社を探すなら安心の全国サイト (akiya-kanri.biz)

17万円~50万円

ないしは

廃棄量1㎥当たり8,000円~15,000円

という金額が出てきます。

量自体は現時点では不明ですが、50万円は覚悟しておいた方がよいと思われます。

解体と廃物処理で4百万円くらいか?

以上からみると、解体費用と家財等の廃棄処理費用を合わせ4百万円くらいはかかりそうです。解体の単価が上がればもう少し高くなる可能性もあります。

実家を売却せずにおいても、近い将来建物は解体せざるえをえません。(自治体の空き家対策が強化されているため)

その時、更地で売却しても4百万円以上で売れるかは疑問です。解体・廃棄処理費用以下では赤字です。

そうであるならば、たとえ販売価格がゼロでも、販売価格に解体・廃物処理費が含まれているならば売った方が賢明なような気もします。

空き家については最近こんな記事が!

【特集】もらい手がない「負動産」 タダでも譲りたい負の“不動産”とは 県内では「空き家率」が過去最多に 《新潟》  (TeNYテレビ新潟) - Yahoo!ニュース

できることなら田舎の建物は相続しないのが一番です。

私の場合は後戻りできませんが・・・