副作用が怖いけれど・・・
妻は毎日10種類の薬を服用しています。
どれも治療に欠かせない薬ですが、その分副作用も抱えています。
特にプレドニゾロン(プレドニン)はステロイド薬で、炎症をしずめたり、免疫系をおさえる作用がありますが、副作用も大きく、注意が必要な薬です。
ステロイドの副作用の一つが免疫力の低下で、感染症にかかりやすくなります。新型コロナなどは危険極まりありません。幸い7月28日にワクチンの二回目接種が完了したので、このまま抗体ができる迄後10日、無事に過ごしたいところです。
通常のインフルエンザでもかかると厄介なので、予防接種は欠かせません。
また骨がもろくなるため、背骨を圧迫骨折したり、ちょっとした転倒で骨折しやすくなります。
過去に転倒で骨折したこともあり、転ばないよう常に細心の注意を払わねばなりません。
こうした副作用の問題から、主治医(大学病院の膠原病内科部長)の指導で1日4錠(朝2錠、夜2錠)を3錠に減らす試みを何度もしてきました。
しかし、減らす度に痛みがひどくなり、結局4錠に戻すことが何度も繰り返されています。
個人差がありますが、妻の関節リウマチからくる痛みはかなりひどく、4錠服用しないと抑えられないのです。
現在の病状(自分で歩けない、衣服の脱着ができない、箸すら使えず食事が自分でできない等)が関節リウマチそのものからくるのか、それとも薬の副作用からくるのか、はっきりわかりません。おそらく複合的に影響しているのではないかと思います。
毎日10種類もの薬を服用しているのですから、それぞれが副作用をおよぼしている可能性も否定できません。
それでも服用しなければより厳しい状況が待っており、今まで通り付き合っていくほかはなさそうです。
いずれにしても薬に副作用はつきものです。薬は最後の手段として、安易に薬に頼らないことが大切だと思います。
私自身も薬はほとんど飲みません。