リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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墓じまいを考える

お墓をどうしよう

正月に実家に帰省した時、お墓が話題になりました。

弟は離婚して一人暮らし。子供が二人いますが、あまり連絡はとっていないようです。

母は実家のお墓に入れてくれと依頼されていますが、弟は私より5歳下で順番からして私が先に逝く可能性が高く何とも言いようがありません。そおそも弟の子供の意向の方が優先されると思うので、私が生きていても勝手なことはできません。弟本人も自分なりに考えてはいるようです。

妹夫婦は子供がいません。妹の夫の両親は浜松市の中心部にある由緒ある寺に埋葬されており、そこに入ればいいと思うのですが、その後のことを考えるといろいろ悩んでいるようです。

私の場合は、本来は実家のお墓に入ることになります。

結構立派な墓碑を建立したばかりです。

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概要は以前にブログにアップしたのでこちらをご覧ください。

お墓と共同墓地 - リタイアおじさんのシニアライフ (hatenablog.com)

今の実家の墓は地域の小さな共同墓地に建てられています。

管理は地域でなされているようですが、管理料は払っていません。

お墓の問題点をまとめると

〇墓じまい等でお墓の数が減っており、共同墓地として維持管理が続けられるか不安がある

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墓じまい等でお墓が減っています

〇共同墓地の維持活動(清掃等)に参加できない(今までは母が維持活動に参加していた)

〇実家は近い将来処分を予定しており、私の子供の代になるとここに埋葬するのは無理がある。墓参りも距離が遠く大変。

といったところでしょうか。

もう一つの問題は実家の近くのお寺にもお墓があることです。

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このお寺の墓地です

こちらが本来のお墓なのですが、仏教から神道に宗旨替えした時に、現在の共同墓地に移ったようです。ただお墓自体はそのまま残り、親戚の方を埋葬していたようですが、今では墓じまいされたようで、墓碑だけが残っています。

こちらも共同墓地(お寺には昔から住職はおらず、地域で管理していた)ですが、清掃等はシルバー人材センターに依頼しているようです。

そのため年間1,700円を支払っています。(地域の当番の人に支払い)

支払いは妹にお願いしましたが、先の事を考えると、対策を考えておかねばなりません。

いずれは墓じまいを

母の存命中はお墓はそのままにしておくしかありませんが、その後は墓じまいを真剣に考えておこうと思います。

www.ishichou.co.jp

上記サイトに墓じまいの手順が掲載されています。

①親族の同意を得る

②管理者に墓じまいをしたい旨を連絡する

③ご遺骨の受け入れ先を決める

④墓じまいの依頼先を決める

⑤墓地がある自治体で改葬許可証を発行してもらう

⑥ご遺骨を取り出す

⑦墓域を更地にして管理者に返還

このうちまず問題になるのが親族の同意です。

弟、妹には事前に同意を得ておこうと思います。事情は理解してもらえると思います。ただ、仮に名古屋に移設するとしても、簡単に親の墓参りができなくなります。理屈ではわかっても、現実に納得できるかは別問題です。

お墓には曾祖父、曾祖母、祖父、祖母、父、父の兄弟(生まれて間もなく夭折)、私の弟(生まれて間もなく夭折)が埋葬されています。父の兄弟は全員亡くなっています。問題は母の兄弟(3人)が存命中なこと。不謹慎な話ですが母が亡くなった時、兄弟にご存命中の方がいれば同意を得ておいた方がよいと思われます。ただご高齢なので話が理解されるとは思えません。息子さん(私のいとこ)に話をして理解を求めるしかないと思います。

とはいえ、私の子供に解決を委ねるのも正しい解決方法とは思えません。時間はかかるかもしれませんが、何とかソフトランディングする道を探し、墓じまいを進めていくしかありません。

④の遺骨の受け入れ先を含め、まずは情報集めをしておこうと思います。

子供の意見も聞いてみないと・・・