リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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実家の保有コストと当面の対応

相続不動産の保有コストは?

3年前、亡父から不動産を相続しました。

今年から母も老人ホームに入って実家も空き家となり、名実とも私が管理しなければなりません。

現時点で私が負担している費用は年間で

固定資産税        131,800円(うち実家の土地建物分99,277円)

電気料                 28,404円

水道料         22,572円(基本料金のみ)

NHK受信料          24,185円

火災保険料          24,740円

の計231,701円です。

うちほぼ20万円が実家の維持費ということになります。

NHKはしばらく様子をみて解約、電気料は最低アンペアへの変更を考えていますが、それでも結構な維持費がかかります。

これ以外にもコストとリスクが

それでもこれだけの費用ですめばよいのですが、そういう訳にもいきません。

souzoku.asahi.com

上記サイトには水道光熱費や火災保険料以外にかかる費用として

除草や庭木の剪定(せんてい)の費用
清掃、ポストの確認、空気の入れ替えなど
修理費・修繕費
交通費(電車賃やガソリン代、高速道路料金など)
その他(防犯設備、空き家管理サービスなど)

が、あげられています。

いまのところ、清掃、ポストの確認、空気の入れ替えは近くに住んでいる弟妹に依頼していますが、いつまでも頼んではいられません。

夏になれば除草や庭木の剪定(一応実家にはちょっとした庭があります)もしなければなりません。

自力でやれないこともありませんが、往復5,000円くらいの交通費も必要です。

空き家管理業者に委託した方が無難そうですが、月1回の巡回でも月1万円くらいは必要です。

www.c21-c.com

さらに、経済コスト以外にも下記のようなリスクがあります。

①近隣からの苦情
②部外者の侵入(植物、昆虫、動物、人が入り込むことも…)
③犯罪の不安(破壊、盗難、放火など)
④災害時の被害や、災害に対する不安

田舎なので上記のリスクが発生する可能性は考えておかないといけません。

当面の対応は

こうした状況を考えると、実家をいつまでも放っておく訳にはいきません。

基本的には実家を売却する方向で検討することになります。

とりあえず8月の父の命日当たりに帰省し、弟妹に話して了解を取っておこうと思います。実家は私が保有しているので処分は私の一存でできますが、弟妹にも愛着があると思いますので、円満に事を進めることが重要です。母が老人ホームに入っているとはいえ、手伝ってもらうこともあります。勝手には動けません。

次に母の了解を取らなければなりませんが、これは少々難題です。母は時々実家の様子を見たいとの意向を持っており(今はコロナ禍でできませんが)、実家を処分することには抵抗するかもしれません。

ただ、母も老人ホームに入って5か月が経過、ホームでの生活にもなじんできたようです。今更実家での生活に戻りたいと言い出す可能性はあまりないと思います。

タイミングをみて説得するしかありません。

母の説得と並行して、不動産業者に実家の売却について相談してみようと思います。

とりあえず将来的な処分を念頭に、空き家管理サービスから始めてみようと思います。

田舎の住宅なので簡単に買い手がつくとは思われません。

最寄りの駅は歩いて10分ほどですが、1時間に1本しかありません。

スーパーも遠くはありませんが、歩いてはいけません。

田舎特有の車がないと生活ができない場所です。

ということで、空き家管理サービスをお願いしながら、売却のタイミングを探っていこうと思います。

まずは相談する不動産業者を探さねばなりません。

実家の近くの不動産業者がよいと思いますが、行くのが大変です。(時間もコストも)

それでも何かよい知恵がもらえると嬉しいのですが・・・

あまり期待せずに相談しようと思います。

かえすがえすも相続しない方がよかったと思いますが、今更どうしようもありません。

私だけでなく、田舎出身の方が直面するやっかいな問題です。