製薬会社は出荷を再開したと
アラバ錠mg(抗リウマチ薬)が薬局で手に入らなくなった話の続きです。
5月初旬には薬が切れてしまうので、それ迄にアラバを30錠確保しなければなりません。
まずは出荷状況が気になるので、27日(月)に製薬メーカー(サノフィのくすり相談室)に二度目の問い合わせをしてみました。
もう出荷されたのかとの問いには
「先々週(3月第3週)の終わり頃には出荷が始まっている。ただし出荷が止まっていた影響で、必要量が出回るには少し時間がかかる。」
との回答でした。
出荷が開始されても薬局の在庫は底をついている状況です。いきなり大量のアラバが出荷されることはないでしょうから、1か月くらいは手に入れるのに苦労するかもしれません。ただ、出荷が再開されないと話にならないので、まずはやれやれといったところです。
ついでに、出荷停止になった理由を尋ねると
「欧州での生産トラブルの影響で日本にアラバが入ってこなくなった。今はトラブルは解消している。」
とのことでした。
サノフィグループは本社がパリにあり、世界に100か国以上の拠点があるグローバル企業です。アラバは欧州で生産されているようです。欧州の生産トラブルがどういうものかは分かりませんが、生産は再開したとのことなので、とりあえず問題解決の方向に向かっていると考えています。(希望的観測ですが・・・)
アラバは何とかなりそうな気がするが・・・
29日(水)にはアラバの状況を確認するため薬局に相談に行きました。
これ迄使っていた薬局では、対応が消極的で頼れません。
訪問したのは自宅近くのスギ薬局。先週、アラバの在庫にある店を探してくれた調剤薬局です。
アラバについては今のところ入荷はされていないようで、在庫はありません。
私が「アラバが入庫したら確保しておいて欲しい。支給処方箋を貰いに行ってくる。」
という話をすると、
「まずは先に処方箋を貰ってきて欲しい。処方箋があればアラバの手配に動き、入庫したら報告します。」
とのことでした。
こちらも先に処方箋を貰って薬局に渡しておいたら、アラバが確保できるなら助かります。
ただ今すぐ処方箋を貰っても簡単にアラバは手に入らないでしょうから、しばらく様子をみてから大学病院に行って処方箋を出して貰おうと思っています。
とはいえ、まだアラバが確実に手に入ると決まった訳ではありません。
実際にアラバを受け取る迄は油断は禁物です。
処方箋の薬をどの薬局で受け取るか?
スギ薬局でアラバを手配してもらうとなると、今後の妻の薬の受取もスギ薬局にお願いしたいところです。(アラバ30錠だけのためにご足労いただくのも申し訳ないので)
ただ妻が服用している薬が確実に手に入るかどうか不安があります。
そこで妻のお薬手帳を見せて、
「こちらの調剤薬局で妻の薬を全部用意してもらうことはできますか?」
と尋ねました。
薬剤師さんはリストを見て
「膀胱留置カテーテルは扱っていない。またエンプレル(自己注射)とアラバは手元にはなく、すぐには用意できない。」
との話でした。若干不安はあります。ドラグストアチェーンの調剤薬局は置いてある薬の種類が少ないようで、何日か待たないと手に入らない薬がありそうです。
その一方で
「他の店に在庫があった場合はこちらのお店に送ってもらえますか?」
と尋ねると
「それは可能です。」
との返事です。
スギ薬局はグループ全体で1,565店舗を有し、愛知県内だけで391店舗もあります。オンラインで探して貰えればアラバのように一時的に市場から消えた薬も見つかるかもしれません。
今後、他の薬が品不足に陥る可能性も十分あります。その時はチェーン店の情報力が頼りになります
今までの薬局を使うか、スギ薬局に替えるか悩ましい問題ではあります。