リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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コロナ罹患1周年

家族3人がコロナに感染

1周年といっても、うれしい日ではありません。

私は丁度1年前にコロナに感染したと診断されました。

当時は娘二人も同居しており、家族3人(私、妻、長女)がほぼ同時にコロナに罹患しました。

最初に発症したのが妻で、昨年8月28日朝から体調の不安を訴え、熱を計ると37.5度ありコロナ感染が疑われる状況でした。

翌日、妻の熱は37度くらいに下がりましたが、私と長女が相次いで熱が出る状況となりました。長女は検査キットで陽性になったので即医者に行きコロナと診断されました。

翌日、訪問医の先生に緊急訪問してもらい妻の陽性が確定、私も医者で検査を受け陽性と診断されました。

妻は基礎疾患持ちなのでコロナ治療薬「ラブゲリオ」が処方されました。

私と長女は基礎疾患持ちではないので、解熱剤等の処方にとどまりました。

ちなみに次女は簡易検査キットの判定では陰性でした。

このあたりの経緯はこちらをご覧ください。

 

koichi68.hatenablog.com

陽陽介護は大変

それから家族の自宅療養(次女は濃厚接触者として自宅待機)が始まりました。

当時のルールでは自宅療養期間は発症日をベースにその翌日から10日間となっていました。ちなみに次女の自宅待機は1週間です。

次女は唯一の陰性ですので陽性者との接触を避けるため自室に閉じこもりですが、残る3人は陽性者同士ですから濃厚接触をしても問題ありません。

食事は陽性者同士で3人一緒に食べ、次女だけは一人で食事をしていました。

長女が一番症状が重く、1週間くらいは熱が残り、ベッドで寝込んでいました。

妻は処方された薬(ラブゲリオ)の効果もあり、比較的早く熱が下がってきました。ただ体のだるさが続き、食欲も低下するなど体調は万全ではありません。

私はどうかというと、熱がでたのは1日だけで、その後は37度前後で推移していました。体はだるいのですが、最低限の日常生活はできる状態です。

このため食事の支度は専ら私がせざるをえません。買い物は私が外出禁止のため次女に頼みましたが、作るのは私の仕事です。

それ以上に大変なのが妻の介護です。いくら体調が芳しくなくても妻の介護をするのは私しかいません。いつも通りの介護が求めらるのはもちろん、妻もコロナで体調が悪いので、より気を遣います。

コロナ患者がコロナ患者を介護するのを「要要介護」と言うようですが、我が家もその状況でした。

【コロナ禍の高齢者】<上> 施設の人手足りず「陽陽介護」…感染対策徹底難しく:地域ニュース : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

陽性者同士は感染しないので(既に感染している)、陽性者が陽性者を介護するのは問題ありません。

上記の新聞記事には「陽性の職員のうち、熱などが治まった9人が、陽性の入所者をケアする「陽陽介護」を余儀なくされた」と記載されています。

ただ熱が治まっているとはいえ、体調が万全でない人が介護にあたるのは厳しい作業です。

私も体がだるい中、妻を介護するのは相当きつかったと記憶しています。

1か月は体調が戻らず

10日くらいして長女の熱も治まり、9月8日には自宅療養期間も解け、家族3人とも普通の生活に戻りました。

3人とも後遺症はなかったものの、体調が万全になったのは1か月くらい経過してからです。

私は3人のうちでは最も軽い症状で済みましたが、それでも9月いっぱいは体がだるい状態が続きました。要要介護の疲れが蓄積していたようです。

最近は世間のコロナへの関心が薄れてきたようですが、私はまだ警戒を怠ってはいません。買い物等人込みの中に行く時は依然としてマスクは欠かせません。

外出後の手洗い消毒も今まで通りです。

5月には6回目のコロナワクトン接種を済ませました。

妻を介護している身としては、もうコロナにはなりたくありません。