リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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こんなことも担当者会議が必要?

車いすのクッションをレンタルするだけなのに

先日ブログに書いた妻の車いすのクッションについてはお試しに提供された3種類から一番薄いものを選びレンタルすることにしました。

koichi68.hatenablog.com

他の二つは厚さがあり妻の足が床に届かず不便で、消去法で選びました。

当初は座り心地が今一歩と妻が言っていましたが、慣れれば問題はないようです。

今月からレンタルしています。レンタル料は月200円です。

レンタルすることにしたクッション

クッションをレンタルする件については当初にケアマネージャーさんに相談し、ケアマネさん経由で介護用品レンタル会社に話をしてもらっていますので、レンタルするクッションが決まれば一件落着と思っていました。

ところが先週借りるクッションを決めて介護用品レンタル会社に連絡すると、しばらくしてケアマネさんから電話がかかってきました。

車いすのクッションをレンタルする手続きのためサービス担当者会議を開きたいとのことで、急遽12月1日に会議を開催することになりました。

サービス担当者会議とはケアマネジャーが作成したケアプランの内容・方向性を決定するときに関係者を集めて開かれる話し合いのことを指します。

サービス担当者会議とは?進め方・開催頻度・参加者など徹底解説 | 科学的介護ソフト「Rehab Cloud」

サービス担当者会議はケアプランを作成する時に開催されますが、ケアプランの内容が変更になった場合も開催が必要なようです。

とはいえ、介護用品(車いす)の付属品のレンタルで月々200円の負担しかないクッションのレンタルに担当者会議を開くというのも大げさなような気がします。

行政の指導が厳しいようで

こんな経緯があり、昨日(12月1日)我が家でサービス担当者会議が開催されました。

本来であれば会議の参加者は利用者(妻)、利用者の家族(私)、ケアマネージャー、医師(訪問医)、介護関連スタッフ(訪問看護事務所の看護師、デイサービスの看護師)、リハビリスタッフ(訪問看護事務所及びデイサービスの理学療法士)、介護用品レンタル会社のスタッフということになります。

とはいえ師走の忙しい中、会議のために時間をさける方はあまりいないようです。

しかも会議の内容が車いすクッションのレンタルというさして問題にない案件です。

ケアマネさんが各方面に連絡してくれましたが、結局会議に参加したのは私たち夫婦の他はケアマネさんと訪問看護師さんだけでした。

会議の開始時刻を定例の訪問看護の終了時刻に設定したので看護師さんだけは参加できました。介護用品レンタル会社のスタッフは当初参加予定だったようですが、急用が入り欠席となったようです。

欠席された方については事前にケアマネさんが意見書をもらっていました。

訪問看護師さんも次の訪問先があり早々に退出、実質的には私たち夫婦とケアマネさんだけの会議となりました。

早々に終了するかと思いきや、30分以上かけて妻の状態等をヒアリングしていました。

居宅サービス計画書の再作成が必要になるようで、そのためのヒアリングのようです。ケアマネさんは毎月我が家を来訪して妻の状態をヒアリングしているので、再確認というところです。

状態に変わりがないことを確認して、ケアマネさんが事前に用意していた居宅サービス計画書とサービス利用票にサインして会議は終了です。サービス内容に車いす付属品という言葉が追加されただけで中身は従来とあまり変わっていないようです。(クッションをレンタルするだけなので当然です。)

居宅サービス契約書の一部

居宅サービス利用書の一部

ケアマネさんにクッションをレンタルするだけで会議を開いて書類を交付する必要があるのか聞いてみましたが、最近は役所のチェックが細かく些細なことでもきちんとしておかないと厳しい指導が入るようです。

たかが月200円で借りる車いすのクッションですが、手続きは大変です。

今回レンタルしたクッションを装着したところ