保険料負担も無視できず
現時点で私が保険契約者として締結している保険が9件あります。下にまとめておきました。
うち5件(医療保険2件、がん保険、火災保険2件)は、まだ保険料を支払い中です。全て保険料掛け捨ての保険です。
支払っている保険料は年額124,293円、月平均1万円というところです。年金生活者にとっては少ない金額ではありません。
このうち、がん保険(年齢的にがんになる可能性は高くなっている)と自宅の火災保険についてはこのまま継続していくつもりです。
問題は医療保険と実家の火災保険。
医療保険は生命保険の付随契約で生命保険料の払い込み期間が終了してからは、個別保険料を支払っています。80歳で契約が終了しますが、新たに医療保険に入る気はありません。高額医療費制度や妻の医療費補助を考えると現時点での解約も検討しています。
実家の火災保険については、空き家なのでそのままだと火災保険料が上がります。保険会社に資料を送ってもらうことになっていますが、解約しようかと思っています。
保険料払い込み済の保険は?
残る4件(生命保険2件、痴ほう保険、痴ほう介護保険)は既に保険料の支払が終了しており、金銭負担はありません。せっかく掛けた保険なので、どういう状態になったら保険金が支払われるか確認しておくことが大切と思います。保険金はこちらから申請しないと払われません。
妻を被保険者とした痴ほう介護保険は妻が所定の要介護状態に該当したため、昨年から介護年金(年100万円)を受け取っています。妻は関節リウマチで20年近く前から歩行が不自由になっており、どうなれば保険金が支払われるのか保険代理店を通じて確認していました。妻が車いす生活になった時、即保険会社に電話して状況を話し申請書類を送ってもらいました。年2回医師の診断書を添付して保険金を請求していますが、払われる金額が大きく手続きの手間は苦になりません。
痴ほう保険は私が被保険者となっており、下記条件をともに満たし、この状態が3か月以上継続したとき(要介護状態)に介護年金が支払われます。
①痴ほう(認知症)と医師により診断確定
・常時、季節又は朝、真昼、夜のいずれかの認識ができない
・今住んでいる自分の家又は今いる場所の認識ができない
・日頃接している家族、周囲の人の認識ができない
この状態になると自分で保険金請求手続きをすることは不可能ですので、娘に痴ほう保険に入っている旨と保険金支払要件を伝えておくつもりです。
生命保険(死亡保険)については解約することはせず、相続財産としてそのまま残す予定です。妻が被保険者となっている保険については受取時に税金がかかりますが、それを控除しても掛金よりは多くなります。
以下は私が保険契約者となっている保険のリストです(自分のメモも兼ねています)
生命保険(死亡保険)①
被保険者:私
受取人:妻
保険料:60歳時点で払込済
保険期間:終身
死亡時受取保険金:810万円
生命保険(死亡保険)②
被保険者:妻
受取人:私
保険料:60歳時点で払込済
保険期間:終身
死亡時受取保険金:1,200万円
医療保険①
被保険者:私
受取人:妻
保険料:24,475円(年)
保険期間:80歳迄
死亡時受取保険金:病気怪我で入院時5日目以降日額5,000円
医療保険②
被保険者:妻
受取人:私
保険料:23,975円(年)
保険期間:80歳迄
死亡時受取保険金:病気怪我で入院時、5日目以降日額5,000円
がん保険
被保険者:私(主)、妻(従)
受取人:妻(主)、私(従)
保険料:29.760円(年)
保険期間:終身
受取保険金:主契約分(従契約分は主契約の2/3)
診断給付金~50万円
入院給付金~入院1日目から1日15,000円(日数無制限)
在宅医療給付金~1退院20万円
通院給付金~1日2,500円(30日迄)
死亡保険金~がんで死亡した時75万円
痴ほう保険
被保険者:私
受取人:妻
保険料:払込済
保険期間:終身
痴ほうにより要介護状態になった時:介護年金月15万円(最長120カ月)
痴ほう介護保険
被保険者:妻
受取人:私
保険料:払込済
保険期間:終身
介護年金:年100万円(既に受給中)
火災保険・地震保険
対象物件:自宅
保険対象:建物、家財
保険料:火災年9,971円、地震年11,372円(保険料は全額払込済)
保険期間:10年(2028年3月迄)
保険金額:建物1,162万円(地震580万円)、家財500万円
火災保険
対象物件:実家
保険対象:建物
保険料:年24,740円
保険期間:5年(2024年10月迄)
保険金額:建物2,000万円