リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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実家の物件情報確認書を書けと言われても・・・

物件状況確認書を書かないといけないが・・・

実家については、いよいよ売買契約を結ぶ段階になってきました。

契約書自体は不動産仲介業者(銀行の紹介です)が作成してくれます。

先日、仲介業者から物件状況確認書を記入して欲しい旨の連絡がきました。

不動産を売却する時は売主が買主に、売主様買主様に売買物件について知り得ている事柄を「物件状況確認書(告知書)」に記入して渡すことになっています。

分冊3-書式集(画像リンク元)/書式扉-表紙兼用 (smhome.co.jp)

様式は上記サイトに掲載されています。

告知事項は

雨漏り

白蟻被害

建物不具合

給排水設備の故障・漏水

増改築・修繕等の履歴

火災被害

石綿使用

建物状況調査・耐震診断・住宅性能評価

建物新築時の資料

境界・越境

擁壁

地盤沈下

土壌汚染・地中埋設物

騒音・振動・臭気・電波障害・浸水被害

近隣の状況(事件・事故・自殺等も含む)

と多岐に亘っています。

住んだことがないので何も知らないけど・・・

確認書の趣旨からすれば、知っている事を正直に伝えればよいだけです。

ただ、私は実家に住んだことはなく、帰省で年に数日宿泊する程度でした。

まして現況は3年近く空き家になっており、劣化が急に進むおそれもあります。

私自身は実家の状況については告知できるほどの情報をほとんど持っていません。

両親に確認する方法もありますが、父は既に他界、母も老人ホームにおり確認は厳しい状況です。

本来なら実家をじっくり観察するとよいのですが、今月中は妻の介護をしてくれる人がいないので(娘たちは旅行)実家には行けません。

雨漏りも白蟻被害も給排水の故障も火災被害も両親からは何も聞いていないので、私としては「発見していない」と書くしかありません。

本来の趣旨からして買主さんにできるだけ正確な情報を伝えてあげたいのですが、どうしようもありません。

仲介会社の担当者にその旨を伝えると

「不動産売買契約書の中で、確認書の内容については売主の記憶に基づいて誠実に記載したものであり、専門家による調査等を行っていない旨を記載するので問題はありません。」

との回答が返ってきました。

買主も不動産業者で建物の中も十分下見しているので、彼らの方が私より現況を正確に把握していると思われます。

役立たない告知かもしれませんが、ご理解くださいというところです。

土地建物合わせて売却額は僅か4百万円、建物の評価はゼロの物件売買ですが、処分に当たってはいろいろ神経を使います。