関節リウマチの痛みは気圧と関係あるようで
実はこの間、妻の間接リウマチの痛みが一段とひどくなっていました。
特に朝は痛みが激しかったようです。
それが台風が去った昨日の朝から傷みが随分と和らいだようです。
なぜ痛みが和らいだのかというと、どうも気圧が関係していそうです。
低気圧が近づくと頭痛など体調を崩す方は結構おられるようです。
気象病について | メディカルノート (medicalnote.jp)
特に関節リウマチの傷みは、梅雨の時期や台風前など低気圧が近づくと症状が出てくる方が多いという報告があります。
「関節リウマチ」季節と関係がある!? │ 生活習慣病を予防する 特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 (japa.org)
確かに、梅雨時などは妻の調子が悪いような気がしていました。
ただ、雨の日に調子が悪くなるかというと、いつもそうだということはありません。
1日くらいの雨だと、それほど影響はなさそうです。
今回の台風のように気圧の低い日が続くと痛みがでてくるような気がします。
「関節リウマチの症状は気圧と関連する」という研究は10年前に京都大学から発表されています。
関節リウマチの症状は気圧と関連する | 京都大学 (kyoto-u.ac.jp)
上記によると、
・リウマチ患者の関節の腫れや痛みの指標と、気象データのうちの「気圧」とが、統計学的に負に相関する(気圧が低いほど、関節リウマチの腫れや痛みの指標が悪化する)。
・「湿度」も相関するが、「気圧」は「湿度」「気温」の影響を加味しても相関する。「気温」との間には相関がみられない。
・リウマチの評価日からみて、3日前の「気圧」が最もよく相関する。
という研究結果が報告されています。
また関節リウマチの気象の変化による悪化には自立神経の乱れが影響しているとの見方もあります。
関節リウマチと気象との関係は?冬から春にかけて悪化させずに過ごすポイント|大正健康ナビ|大正製薬 (taisho-kenko.com)
肉体的、精神的なストレスが自律神経の乱れを引き起こし、気象の変化と複雑に絡み合って、関節リウマチの症状を悪化させているというのです。
もちろん気象の変化が関節リウマチの原因という訳ではありませんが、関節リウマチの痛みが複雑な要因が絡み合って起こることは間違いなさそうです。
何とも面倒くさい病気です。
そんな訳で、しばらく秋晴れが続くことを祈っています。
残暑はつらいけど・・・