リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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年金を貰い始めたら・・・

年金の受給を始める予定です

来週には4年間繰下げていた年金の受給を申請する予定です。

妻の障害年金等級変更のための医師の診断書が今週の金曜日に届く予定なので、来週の水曜日に妻の障害年金変更申請と一緒に私の年金繰下げ手続きも行う予定です。

75歳迄繰下げは可能ですが、もう2年間も貯蓄を取り崩しての生活ですし、いたずらに年金額を増やしても健康保険料は介護保険料の負担が増すばかりですし、医療費や介護サービス費の自己負担(負担割合、自己負担上限等)で不利な扱いを受けることになりかねません。

4年の延長で潮時と判断しました。

年の途中で貰い始めるのは今年の収入を少なくして、納める税金や社会保険料を少しでも減らそうと考えているためです。

年金を貰い始めたらとりあえず生活費を年金の範囲内に抑えるようにしようと思っています。

この2年間は無収入だったので、無駄な出費を極力抑える生活をしてきましたが、これからは年金が入るので、その範囲内で教養娯楽費にもお金を使って生活をエンジョイできればと思います。

まずは家計収支の管理から

そのためには収支を管理しなければなりません。

日々の買い物を記録するのは面倒なので、レシートを撮影して記録することができるアプリをi Phoneに入れました。

Money Foward MEというソフトでプレミアムサービスを使わなければ無料です。

moneyforward.com

簡単な家計簿アプリで、収支が管理できそうです。今日ダウンロードしたばかりなので、しばらく利用して使い勝手をみたいと思います。

確定申告での医療費控除に備える

年金を貰い始めれば、当然税金(所得税、住民税)が課せられますし、払う社会保険料(健康保険料、介護保険料)も増えてきます。

これらは年金受給額から天引きされ、通常は確定申告は必要ないのですが、私は確定申告をするつもりです。

確定申告はインターネットによる電子申告を使います。本人確認はマイナンバーカードがあればスマホにマイナポータルというアプリを導入することでできます。今年の申告で使ってみましたが、慣れれば簡単です。

確定申告をするのは、医療費控除がかなりあり、申告することで課税所得が減り、納税額を少なくすることができるからです。

医療費控除とはその年の1月1日から12月31日までの間に自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った医療費が一定額を超えるときは、その医療費の額を基に計算される所得控除のことです。

www.nta.go.jp

医療費控除の額は、実際に支払った医療費の合計額-10万円-保険金などで補てんされる金額で計算されます。

控除を受けられる範囲は、自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費で、医療費控除の対象となるのは下記の通りです。

www.nta.go.jp

妻は通常の医療費や薬代は名古屋市が全額負担してくれますが、介護費用は自己負担分(1割)を支払っています。介護費用も全てではありませんが医療費控除の対象となります。

www.nta.go.jp

妻の場合は訪問看護、訪問リハビリ、通所デイサービス(食事代等は対象外)、通院交通費、おむつ代等が医療費控除の対象となります。

これらを合わせると年間35万円くらいになり、25万円ほどを所得から控除できます。所得税、住民税合わせ4万円近く減らせそうですから、申告するにこしたことはありません。

医療費控除を受けるためには明細書を添付しなければなりません。

ref1.pdf (nta.go.jp)

エクセルシートをダウンロードし、順次記入しておくとともに、領収書も全て保管しておくことが必要になってきます。

また、おむつ代については医師等が発行する「おむつ使用証明書」が必要となります。

02.pdf (nta.go.jp)

訪問医の先生に早速お願いして発行してもらおうと思います。