リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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冬の節電はできたのか?

使用電力量は減った

昨年来、燃料を取り巻く厳しいエネルギー情勢に対応するため冬場(2022年12月~2023年3月)の節電が要請されていました。

www.enecho.meti.go.jp

電力単価も上がっているため、電力使用量が増える冬場の節電は家計にとっても懸案事項です。

我が家も節電を心がけてきましたが、結果はどうなったか検証してみました。

結果がこちらです。(単位kwh)

冬場の4カ月の電力使用量は2,002kwh(月平均459kwh)で前年同期(2021年12月~2022年3月)に比べ166kwh(月平均42kwh)減少しました。8.3%の減少率です。月別でみても全ての月で前年実績を下回っています。

数字だけを見ると、節電はできたと考えてよいと思われます。

平均気温上昇の恩恵が大きい

我が家の電気は東邦ガスと契約しており、同社のホームページから我が家の使用量データを見ることができます。

5月は前日迄の使用量です

電力の使用量(棒グラフ)とともに、平均気温のデータが折れ線グラフで示されています。

冬の平均気温は(カッコ内は前年です)

12月  6.6℃(7.3℃)

1月         5.2℃(4.1℃)

2月         6.5℃(4.5℃)

3月        12.7℃(11.0℃)

となり、いずれの月も前年より暖かかったことが分かります。

その差は2℃もありませんが、結構電力使用量(特にエアコン)に影響を及ぼすようです。

東邦ガスのサイトでは日別の電力使用量と気温のデータも見られます。

こちらは我が家の3月のデータです。

少々見づらいかもしれませんので、前半部分を拡大すると

黄緑が前年、緑が今年の気温です

今年の3月上旬は気温が上がったことから、電気(エアコン)の使用量が一気に減りました。前年は気温がそれほど上がらず、今年と比べてエアコンの使用量に大きな差がついたことが分かります。

12月と1月は気温差が1℃前後なので電力使用量はそれほど減りませんでしたが、2月、3月は気温差が2℃前後もあったことから電力使用量がぐっと減ったと思われます。(ちなみに12月は私と妻が3日間入院とショートステイで家を留守にしたことで電力使用量が減ったと思われます。)

このデータから見る限り、電力使用量が減ったのは気温上昇の恩恵が大きいと思ってよさそうです。節電意識だけでは、なかなか電気の使用量は減りません。(やれることはやっていますので)他力本願で結果オーライというところです。

電気代の増加は?

使用電力量は減りましたが、原油天然ガス相場の上昇から電力単価が上がっており、さすがに支払う電力料金は増えました。

こちらが冬場の電力料金です。(単位:円)

冬4カ月の電力料金は69.386円(月平均15,576円)で前年同時期に比べ7,105円(月平均1,776円)増えました。

電力単価の上昇が響いています。(単位:円/kwh)

それでも電力使用量が減ったことから、電力料金の2月は前年並み、3月には減少に転じました。

12月の平均単価が著しく高いのは「燃料費調整額」が12月だけ高かったことによります。

2022年4月〜2023年3月請求分 電気料金の燃料費調整について (tohogas.co.jp)

燃料費調整単価は周辺の月が5円/kwhくらいなのに対し、1月請求分(使用は12月)だけ12.30円/kwhと著しく高くなっています。

なお電気料金は冬場に前年同期比7,105円増えましたが、東邦ガスで「冬の節電チャレンジ2022」というキャンペーンがあり、参加ポイントを含め3,100ポイントを獲得しました。

1ポイント=1円で電気代に充当できるので、電気代増加の影響も最小限に抑えることができました。

今はエアコンを使わない時期ですし、夏になってもエアコンの使用量は冬よりはずっと少ないので、今後しばらくは電気代のことをあまり気にせずに済みそうです。