リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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医療廃棄物の処理にはルールあり

使用済注射器を持って大学病院へ

今週の水曜日の妻のデイサービスの日は、自転車で大学病院に行ってきました。

片道7kmくらいありますが、電動アシスト自転車を使えばそれほど苦にはなりません。

ゆっくり走っても1時間弱で到着しました。

大学病院へ行く目的は妻が使用した注射器を返却するためです。

家庭から出る医療廃棄物はむやみに捨てられません。

名古屋市:家庭から出る医療廃棄物の分け方・出し方(暮らしの情報) (city.nagoya.jp)

上記サイトに記載されている通り、在宅医療廃棄物を誤った方法で廃棄すると、針刺し等による感染症などの危険が生じる可能性がありますので、適切な廃棄をしなければなりません。

家庭から出る医療廃棄物の出し方はこちらに記載されています。

medicine.pdf (city.nagoya.jp)

ここに書かれている通り注射針(注射器)はゴミとして廃棄できません。

使用済の注射器の処理方法は?

妻は毎週1回、エンプレルという関節リウマチの治療薬を自宅で注射しています。

参考までに自己注射についてはこちらに書いてあります。

 

koichi68.hatenablog.com

こちらが薬局で処方された注射器です。

先端に白いキャップがついており、注射の際はこれを外して使用します。

注射が終わると使用済みの注射器とキャップが残ります。

これを大学病院から支給された専用の廃棄ボックスに入れておき、処理をすることになります。

フタ上部にある投入口に使用済みの注射器とキャップを入れます。

廃棄ボックスが一杯になったら、投入口を閉めて大学病院に持っていきます。

注射器は大学病院の内科で処方されているので、内科の受付に廃棄ボックスを提出すると新しい廃棄ボックスと交換してくれます。

カテーテルと紙おむつは可燃ごみ

妻の介護で日常的に発生する医療廃棄物には、注射器の他に膀胱留置カテーテルと紙おむつがあります。

どちらも名古屋市のサイトによれば可燃ごみとして処理が可能です。

膀胱留置カテーテルは月1回のペースで訪問看護師さんに取り替えてもらっています。

使用済みとなったカテーテルは中に残っている尿をトイレに捨てた後、袋に密閉し、ゴミ袋に入れて可燃ごみとして出しています。バルーン(尿袋)が少々かさばるのが難点です。

紙おむつもごみ袋に入れて可燃物に入れて出しています。

紙おむつも汚物を取り除いたうえで、内袋で密閉して、可燃ごみの指定袋に入れる必要があります。ただ妻の場合、尿はカテーテルで処理、便はトイレで用を足しており失禁することは稀です。このためおむつ自体はほとんど汚れないので、処理は難しくありません。

なお「缶入りの経管栄養剤」も医療廃棄物になります。缶内に残っている液を棄て空にして不燃ごみとして捨てることになります。

妻は2年前の一時期、経腸栄養剤「エンシュア」を栄養補給のため服用していましたが、食欲が改善したことで服用を止めたため161缶ものエンシュが残ってしまいました。使用期限が切れたため、やむなく1年前に全ての缶を開けて中身を捨てて、廃棄処理をしました。捨てるのに1時間以上もかかり結構面倒な作業でした。

 

koichi68.hatenablog.com

これから新たな医療廃棄物が発生する可能性も十分あり、都度廃棄方法を確認して処理していきたいと思います。