妻が倒れたのは丁度3年前
本日はあまり嬉しくない記念日です。
3年前の7月8日の夕方、妻が突然倒れ救急車を呼んで大学病院迄運んでもらいました。
それ迄は足が痛いながらも何とか自力で歩くことができましたが、この日以降自力で歩くことはできていません。
妻はその後8月の終わりに再び倒れて入院、9月の始めに退院しました。
7月8日から9月の始め迄が私にとって介護が一番厳しい時期でした。
その当時の妻の介護度は要支援2で、利用できる介護サービスがほとんどありません。
急いで介護認定を申請しましたが、判定が出る迄は1か月以上かかりました。それ迄は訪問看護や訪問診療などのサービスは受けられません。訪問看護師や訪問医のアドバイスが受けられれば介護の参考になったと思いますが、約2カ月の間は自分の判断で試行錯誤しながら介護をするしかありませんでした。
車いすのレンタルも要介護2以上でしか利用できません。ただ車いすがないと妻が生活できませんので、いきいき支援センター(地域包括支援センター)の職員さんにお願いして介護認定申請直後に手配してもらいました。後日認定が下りた段階で、申請日に遡って介護保険が適用されるからです。もちろん要介護1以下の判定であれば保険適用になりませんが、妻の状況から要介護2以上の判定が出ることは十分に予想できました。
とりあえず要介護判定が出る迄は自己流で介護をしていました。
要介護認定通知が届いたのはその年の8月21日、要介護5の判定でした。
その直後妻が入院したので、ケアプランが動き出したのは退院した9月4日からです。
その日のうちにレンタルした介護ベッドが設置されました。
翌5日から訪問看護と訪問リハビリが始まりました。
9月24日には訪問診療も始まりました。
これにより妻の体調も徐々に改善していきました。
退院から2カ月経った11月3日からは週一でデイサービスに通うようになりました。
こうして妻の介護体制が整い、今に至っています。
妻の体調と相談しながら介護は続く・・・
妻が倒れた頃は大変でしたが、介護体制が整った4か月後くらいからは妻の体調は今日に至るまで安定しています。
私も介護に慣れてきたので、それほど負担は感じません。
ただ妻に車いす生活生活を余儀なくさせている関節リウマチという病気は治る可能性はほとんどありません。
投薬を中心とした治療やリハビリテーションも病気の進行や筋力・体力の衰えを抑えるためのものです。
今後リウマチが悪化してきた時が心配です。
今は手すりに摑まれば何とか立っていることができます。
トイレや着替えはつかまり立ちができることで、介助が随分やりやすくなっています。
ただ手首や脚の筋力が弱りつつあり、いつまでつかまり立ちができるか不安ではあります。つかまり立ちが出来なければ、介助は一気に困難になってきます。
頸椎や腰椎、股関節なども変形して爆弾を抱えている状態であり、手術が必要になる可能性も多々あります。
今の妻の状態が少しでも長く続いてくれることを祈るばかりです。