リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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保険契約を見直す

シニア世帯も保険料の負担はある

昨年の家計調査年報によると勤労者世帯の平均保険料支出は月19,002円ですが、65歳以上の無職世帯になると6,133円に減っています。

私の場合は現役時代はその倍以上の保険料を支払っていましたが(銀行時代に関連会社の保険代理店の先輩に強く頼まれたことが大きいですが)、さすがに60歳以降は保険料払い込みが終了したり、見直しにより解約したりして保険料支払いはかなり減りました。それでもまだ保険料を払っているものがあり見直してみました。

医療保険

保険料は被保険者が私の分が年24,475円(2,040円)、被保険者が妻の分が年23,975円(月1,998円)です。

元々は生命保険契約に特約として付されていたものですが、60歳で保険料の払い込みが終了したため、毎年保険料を支払って医療保険分を継続しました。

事故病気で入院した場合、入院日から5日目以降1日につき5,000円の保険料が受け取れます。

80歳に到達した時点で満了となります。

一人につき月2,000円程度の保険料なので、80歳迄入っておこうと思っています。

私は過去に病気で入院したことは1度しかありません。

これに対し妻は3回の手術を含め10回以上入院を経験しています。

ただ、医療保険料を払うようになった60歳以降も5回くらい入院していますが、長くても2週間程度の入院にとどまっています。2週間の入院ですと保険は10日分ですので、5回入院しても受け取る給付金は5,000円×10日×5回=25万円です。妻はこの8年に198,000円の保険料を払っていますので5万円くらい給付金が多い程度です。(実際には1週間程度の入院もあり、収支トントンといったところでしょうか。)

妻は過去に脊柱後側弯症の手術等で1か月近くの入院を3回ほどしています。

妻の手術を成功させた名古屋のドクターX - リタイアおじさんのシニアライフ (hatenablog.com)

今後も場合によっては頸椎や腰椎、股関節の手術が必要になる可能性があり、医療保険は欠かせません。(医師からはいずれ手術が必要と言われています。)

私の場合は60歳以降全く入院がありませんので、保険料は結果的に払っただけ損になりました。健康でいられた事を感謝すべきかもしれません。

80歳以降は今の保険には入れませんが、新たな医療保険に入る気はありません。

最近は80歳から持病があっても入れる保険のCMをよく見かけますが、その分保険料も高く給付内容にも限界があるので、あえて入りたいとは思いません。

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妻は医療費の自己負担がありませんし(名古屋市が負担)、私も高額医療費制度を活用すれば多額の費用負担は避けられます。

がん保険

保険料は月2,480円です。

主たる被保険者が私で従たる非被験者が妻となっています。(家族契約)

保険給付内容は下記の通りです。(  )内は妻の給付分

がんと診断されたとき~50万円(30万円)の給付金

がんの治療目的で入金したとき~1日につき15.000円(10,000円)

20日以上継続入院し在宅療養をしたとき~1退院につき最高20万円(15万円)

20日以上の継続入院後がんの治療で通院~1日につき2,500円(1,500円)

がんを直接の原因として死亡~75万円(50万円)

通常の医療保険では入院給付金は5日目からで日数にも制限がありますが、このがん保険では入院初日から日数無制限で給付が受けられます。

通院給付金は通院でタクシーを利用する機会が多くなることが予想され助かります。(ただし在宅療養給付金と通院給付金は同時に受け取れません。)

ちなみに妻は6年ほど前にリンパ腫を発症、診断給付金を受け取っています。(関節リウマチの薬が原因のようでしたが、短期間で完治しています。)

保険料が比較的少ないのは若い頃(30代前半)に契約したことが影響しています。(昭和61年の契約)

保険期間は終身なので、死ぬ迄契約を残しておくつもりです。年を取るほどがんに罹る可能性は高くなります。夫婦で2,480円の保険料ですから、それほど大きな負担ではありません。80歳になると医療保険契約はなくなりますから、がん保険くらいは残しておいてもよいかと思います。

最近は新型のがん保険もいろいろと販売されていますが、乗り換えるつもりはありません。

なお、がんになった場合はがん保険だけでは費用を賄えないケースが大半です。

標準治療で高額療養費を活用しながら対応しようかと思っています。

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火災保険料

火災保険は自宅(マンション)と実家分があります。

自宅の付保額は建物が1,160万円、家財500万円で地震保険にも加入しています。

保険期間は10年で保険料は契約時に全額払いました。(金額は記録が残っておらず不明です。)必要な保険ですので、期日になったら契約を継続の予定です。

実家の保険は相続時に契約しました。

付保額は20百万円で家財、地震保険は付保していません。

保険料は年24,700円(月額2,058円)です。

現在は空き家ですので火を使うこともなく、火災の可能性はあまりありませんが、放火やもらい火の可能性もあり解約はしていません。

実家の火災保険は解約も視野

以上が現在も保険料は払っているもので、保険料は合わせて月額8,576円です。

家計調査の高齢者世帯平均より2千円ほど多いですが、これは実家の火災保険料分が影響しています。解約してもよいかと思っていますが、売却を含めて対応を検討中なので、もう少し待とうかと思っています。

今年はマイカーを売却して自動車保険(保険料は月5千円程度)を解約したので、保険料の削減自体は進みました。